7月4日(火)高齢者とよりよく関わろう
本日は、1年生の家庭科の時間の様子をお伝えします。「高齢者とよりよく関わろう」というテーマで、本日はシニア体験をしました。体に負荷をつけ、高齢者の気持ちを体験します。足、腕にはおもりを着け、耳栓をし、白内障の見え方をするメガネをかけます。ペアになり負荷を装着し、文字を読んだり書いたりした後は、高齢者と介護者になって実際に3階まで歩行をしてみます。生徒に普段と特にどんなところに違いを感じたか尋ねると「足が重い!」、「腕が挙げづらい」、「よく見えない」、「歩くのが大変」といった答えが返ってきました。またある生徒は、「お母さんが介護の仕事をしていて、大変さがわかった。」と話していました。シニア体験は同時に介護の体験でもあります。
体験後は話合い活動をし、どのようなところに気をつけてコミュニケーションを図ればいいかなどをまとめました。シニア体験をして、より高齢者の気持ちに寄り添った行動ができるようになったとの声が聞かれました。飯沼中ではこうした体験を通し、社会の一員として生きていくということを学んでいきます。