飯沼中学校 ブログ

生徒の善行を紹介をします

【 生徒の善行を紹介をします ~保護者・地域の皆様へ感謝申し上げます~ 】

 昨日、本校に地域の方から電話がありました。「地域の者ですが…」という電話を取った職員は、「うちの生徒が何かご迷惑をおかけしたのか…」と思ったそうです(笑)。しかし、電話の内容は次のようなことでした。足が不自由なお年寄りが、ゆっくりと歩いて踏切を渡ろうとしていると、踏切の警報機が鳴り始めたのだそうです。そこに本校の2年生男子のH君とO君の2名が通りかかり、お年寄りが無事に渡れるように力を貸してあげるのを見て感動したのでお伝えしたかった、というものでした。
 ボランティアをしよう、落ちているゴミを拾おうなど、頭で考えてできることをすることもとても立派なことです。また、咄嗟(とっさ)の判断は、頭で考えるものではありません。今回の2年生男子2人のとった行動は、本当の意味で命の大切さが分かり、お年寄りを敬い身体の不自由な方に当たり前のこととして力を貸すことのできる、心の優しい人だということを証明しています。こういった、共に生きる精神ノーマライゼーションの意識や行動については、学校よりもむしろ、ご家庭や地域社会におけるこれまでの教育が大きく影響しているものと考えます。これまで大切なことを教えてくださった保護者・地域の皆様に心より感謝申し上げます。学校も今後、未来の社会にこのような人物を卒業生として一人でも多く送り出せるようにがんばります。(11月9日 校長)