三寒四温
三寒四温(さんかんしおん)という言葉を知っていますか。ちょうど今くらいの時期から3月上旬くらいまでの間、冬から春になりかけている時期に使う言葉です。三日寒い日が続くと、四日暖かい日が続く、寒い日と暖かい日が交互に訪れながらもだんだん暖かくなる頃を表す表現です。3年生は今日を入れて12日登校すると、翌日は、県公立高校の入学試験です。また、24日目の登校日が卒業証書授与式となります。さて、まだまだ寒い日も多いこの時期に思うことは、陽ざしの温かさ、ありがたさです。太陽は毎日、私達に明るい陽ざしを注いでくれます。優しく、温かく、そして時に熱く。私は太陽のような教師でありたいと思いますし、私は太陽のような親に育ててもらいました。太陽も親の存在も、ともすると当たり前すぎて、そのありがたさをつい忘れてしまうことも多いダメな私です。しかし、三寒四温のこの季節に太陽のぬくもりをありがたく感じ、そして同時に、自分を産み、育て、照らしてくれた太陽のような親に感謝の気持ちを抱きます。生徒諸君も、陽ざしの温かさを感じた時には、保護者の温かさやありがたさに思いを馳せる人になってください。(2月8日 校長)