3年生の授業に臨む姿が素晴らしい!
毎日、何度も学校をフラフラと授業や放課後の部活を観て回っていて思うことは、いま3年生の授業に向き合う姿勢、学習する姿がとても素晴らしいということ。3年生の勉強は確かに難しい!苦手な者も必ずいるだろう。しかし、誰一人あきらめていたり、居眠りしたり、姿勢の悪い者がいたり、他のことをしている者がいない、どの教科もだ。受験を控えた身であることも確かだ。しかし、勉強は受け身では決してできるようにはならない。自らの意思で、解ろうと目と耳と心と頭と手をフル稼働しなければ学力は伸びない。3年生はまさにフル稼働で授業を受けている。私が教室に入ろうと、まったく眼中なく、集中して勉強している。1、2年生はぜひ見習ってほしいものだ。一方、その1、2年生はどうかというと、1年生は、明るく、元気に楽しそうに授業に臨んでいる。先生の質問に、教室のあちこちからレスポンスの良い発言が飛び交う。1年生らしい微笑ましい光景だ。2年生はどうか…。第二次成長期という発達段階もあるのだろう、1年生に比べて、だいぶ落ち着いた雰囲気の授業である。しかし…、シャイな部分も出てきてなのか発表が少なかったり、姿勢の悪い者がいたり、あきらめモードに入りつつある生徒も垣間見れる…。社会人になってからの方が勉強しなければならないと常日頃から言っているが、学生時代に限定して考えても、まだまだ中学2年生の半分が過ぎたところ。来年は3年生で受験もある。高校に行けば想像を絶する勉強の難しさだ。大学は言うに及ばず…。全体として、2年生はもう少し、心を開いて前向きに学習に臨みなさい。がんばる(力を借りてもいい)→わかる→テストの点数が上がり嬉しい→自信がつく→次もさらにやる気になる…。このサイクル(「学びの黄金サイクル」と私が勝手に名付けました)に乗っかるのです。学校生活の中心は授業です。まだまだちょっとがんばれば、やろうとする気持ちを持つ勇気があれば、すぐに追いつく学年です。1、2年生の生徒諸君は、3年生の後ろ姿からまた1つ学ばせてもらおう!(11月5日 校長)