First one
♪ナンバーワンにならなくても…オンリーワン♪というSMAPの曲がありますね。学校教育でもよく言われています。1人1人が持っている良い個性を磨いて、この世にたった1人の存在になってほしいものです。さらに私は、これから先の社会で活躍して生きて行くために必要なこととして、次の言葉を意識して生きていけるとよいと考えています。それはFirst oneです。つまり、何かをやろうとしたら、最初の人になりなさいということ。「みんながやっているから自分もやろう」では、生き方としてはどうかと思います。もちろん時と場合に応じて、周りをよく見て、一番良い方法を遅ればせながら取り入れる事も、必要な場合もあるとは思いますが…。私が新任の教師の時、私を指導してくださった先生はよく、「早し良し、ちょうど遅し」とおっしゃっていました。「早し良し」とは、何かをやる時には、とにかく早くやり始めなさい、たとえそれが不十分な出来でも、早ければ指導を受け修正し、良いものにすることができる。あれこれ悩んでいるより早く手を付けなさいという事です。締め切りちょうどにギリギリ間に合わせるような取り組みでは遅いということ。それが「ちょうど遅し」ということです。やらなければならないことがあるときは、いやだ、いやだと先延ばしにするのではなく、何事も勉強だと思い、どんどん手をつけて進めるようにしましょう。3月中にやっておかなければならないことはありませんか…。何事もてきぱきとやることが、First oneにつながるのです。(3月19日 校長)