大人になる No43
【 気がつき、気のきく、気持ちのよい人になろう 】
夏休み中に飯沼中の代表メールアドレスに地域の方からこんな苦情が寄せられました。公園で小さな子を連れて遊びに行き、日陰で休んでいると、中学生がこちら側に向けてキャッチボールをやり始め、一歩間違えれば自分や小さな子にあたりそうだったと…。詳しい状況は、文面からでは読み取り切れないとはいえ、私はとても残念で、悲しい気持ちになりました。公園はみんなのものです。君たちが遊ぶ場でもあります。でもね、キャッチボールをするのであれば、周囲に目を配り、ボールが多少それたり、キャッチミスをしたりした場合でも、他の人にボールが当たらないような場を選んで遊ぶのが当然ではありませんか…。それはルールや法律ではなく、もっと大切な優しさや思いやりだ。周囲に気を配る、さり気ないちょっとした優しさを持った素敵な人になってほしい。ちょうどこの季節、厳しい残暑の中に吹く、優しく涼しい心地のよい秋風のように。(9月2日 校長)