大人になる No33
【 君と一緒に誰かの陰口を言う者は、君の陰口もどこかで言うだろう 】
陰口とは、その場にいない誰かのことをあれこれ言うことですね。だから誰かと一緒に陰口を言えば、その相手と親密な関係で結ばれたような気がするものです。しかし相手が変われば、「あの人はあなたのことをこう言っていたよ」となるのが世の常です。誰かの行為の一面だけを目にとめて悪く評価し、次々に人に悪口を言いふらす人がよくいますよね。あなたがそういう人でないことを願います。また、同じ行為にも良い見方と悪い見方があり、自分の行為に恥じるところはないという自信を持っている人は、他人の行為を良い方に解釈することができます。「○○さんって、ものすごくケチなのよ」と誰かが言ったとしても、「ケチじゃなくて物を大切にする人なんだよ」というふうに切り返し、陰口をうのみにしないように出来るものなのです。飯沼中の生徒も仲間との人間関係づくりが苦手な人が少なくないようです。また、口を開けば不平不満を言っている生徒もいますよね…。校長の私より生徒諸君の方がずっとよく生徒同士のことは分かっていますよね…。もし心当たりがあるという人がいたら、もう不平不満を口にしたり、人の陰口を言うのをやめなさい。周りからの評価も上がり、仲間からの接し方も変わってきます。そして考えや心が前向きになり、すべてが良い方向に進み始めますよ。(7月9日 校長)
本日はお足元の悪い中、1学期末の保護者会のためにご来校いただきましてありがとうございました。