東中学校ブログ

学期はじめエピソード

 昨日、市内の会議を終えて学校に戻ると、1年生のやり取り帳のコピーが一枚、机上に置かれてありました。担任の先生のコメントがコピー貼られています。
 付箋に書かれてあったのは、次のような担任先生のコメントでした。「校長先生のおかげで目標が決まった生徒がいました。ありがとうございました。」
 さて、そのコピー、やり取り帳の9月2日の「ひとこと日記」には、このノートの持ち主の生徒の、こんな文章が書いてありました。
今日から二学期が始まりました。私は二学期の目標を決めました。「ていねいにやる」です。校長先生もおっしゃっていましたが、意識してやることは大切だと思うので、この目標を忘れず頑張りたいです。
 始業式の式辞では、短期でできる目標と、長期で達成する目標を二つもつようにというお話をしました。式辞の初めには、何事も意識することが大切だという話も入れてありました。
 この二つを見事に融合させて、自分なりに目標を決めた生徒がいたことにうれしさを感じます。
 この生徒だけではなく、多くの生徒たちが、新しい学期の向けて期待や希望、夢をもっているのだと考えます。
 始業式の真剣な表情やまなざし、顔をあげて代表生徒の発表や式辞を聴く姿がありました。二学期が開始されて登校の時刻が全体的に早めになっているように思います。この姿勢からは、遅刻をなくし、時間を守ろうという意識が伝わります。
 こうした前向きに一生懸命な生徒たちが、主体的に成長していけるように、陰からそっと支えていく教育を、東中はこれからも続けてまいります。
 昨今、嫌な事案の多いのですが、こうした積極的な姿勢で日々がんばる中学生のことをお知らせしたくて、ここに書きました。
 生徒、保護者、地域の皆様、教職員がともに協力しながら、地域の子どもたちにとってよりよい二学期にして参りましょう。
 東中学校をよろしくお願いいたします。