東中学校ブログ

教科書配付

 平成30年4月10日(火)
 ここ数日の間に教科書が配付されます。
 これらの教科書はすべて無償で配付されます。
 ぜひ、「無償」に意味・意義を考えてほしいと思います。
 小学校1年生から中学校3年生までの、全国及び在外教育施設(日本人学校)、海外で生活する生徒全員に無償で配付されるものです。
 これはすごいことなのです。
 「無償」で配付することで、これからの社会を担うみなさんが大きく成長するため、その支えとしての無償配付です。将来を担っていく小中学生への、国民全体としての大きな期待が、「無償」という制度につながっています。その意義を考え、教科書を大切に使ってほしいと思います。
 配付される教科書は次のpdfファイルをご覧ください。
 教科書配付について.pdf
  配付 1年生:14冊  2年生:6冊  3年生:5冊
  一番多いのが1年生です。つまり3年間使用するものがある、ということです。
  大切に使いましょう。
  写真は、その1年生の教科書を仕分けしている、1学年の先生がたです。
  これが結構大変なのですよ。

 かつて日本人学校に勤務していた時のお話です。
 在外教育施設(日本人学校)に派遣される教員の最初の仕事が、この教科書配付でした。
 大使館に在留届を提出している児童・生徒全員分が届きます。日本人学校の児童生徒の分をまず仕分け、その後、現地の学校や、インターナショナルスクールに通う生徒にも配付します。
 ですから、教員が手分けをして、日本人学校以外の学校に通う児童・生徒のご家庭を訪問をして、教科書を配付していきます。教科書を届けると、とても感謝されます。とくに、国語や、日本の地理と歴史は、現地校やインターナショナルスクールでは学習しませんから、教科書をありがたく受け取ってくださいます。
 これほどすごい制度なのです。
 全世界に無償で配付されている教科書です。
 励みにしてがんばりましょう。