武里西小学校

東日本大震災の被災者の方々に心を寄せて

宮城県牡鹿半島東南東沖130kmの海底を震源とする東北地方太平洋沖地震が発生し、それに伴う東日本大震災が起きて、11年が経ちました。

11年前の2011(平成23)年3月11日(金)14時46分18秒、マグニチュード9.0、最大震度7を観測しました。

今年度の武里西小でも、東日本大震災において犠牲となった尊い多くの犠牲者の方々を弔うために、校庭の掲揚塔に半旗を掲げ、各担任から東日本大震災当時の話や今後起きる可能性が高いであろう大地震や災害に備えるための安全対策や心構え等について話を行いました。

地震が起きた時刻、放送による呼びかけと、児童、教職員で一分間の黙とうも行いました。

大震災が起きた当時、生まれていたのは、5・6年生のみです。

まだ、母親のお腹の中にいた4年生に話を聞くと、折に触れてその当時のことを親から聞いたという子もいました。

どのぐらいの揺れやその後の被害だったかはピンとこないようですが、あの当時の揺れの大きさによる武里地区の被害やその後の対応について話をすると、驚いていました。

武里西小でも震災などの災害が起きた際の対応について、授業で話し合ってきたり、対応について御紹介したりしていますが、この機会に家族でもう一度、対応について話し合うことで、東日本大震災の出来事の風化を防ぎ、これからの教訓とするのも良いのではないでしょうか。

震災から11年が経ち、政府主催の追悼式典も昨年度で終了しました。各地の追悼式典も行わなかったり、縮小・変更されたりしているそうです。復興のかたちや、これからの在り方みたいなものが課題になっています。

被害に合われ、避難生活を続ける方々、犠牲になられた方々の思い出や当時の街並みに思いを馳せ、今を懸命に頑張っている方々へエールを送りつつ、今年も災害について考える一日となりました。

令和2年度の黙とうの様子

令和元年度の黙とうの様子

平成30年度の黙とうの様子

平成29年度の黙とうの様子