2月の生活表彰朝会が行われました!
1日(火)、2月の表彰朝会がオンラインにて行われました。
今回の講話は、主幹教諭から行われました。
戦国武将として有名な武田信玄にまつわる名言「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」についてお話がありました。
この格言は、「立派な城があっても、人の力がないと役に立たない。国を支える一番の力は人の力であり、信頼できる人の集まりは強固な城に匹敵する。」という武田信玄の国づくりの際の考え方を表しています。
この名言を踏まえ、「思いやり算」についてのお話がありました。
ACジャパンのCMでも一昔前に話題になりました。
算数で使う計算の記号を例えに人に対する想いを表現したものです。
これを武西の学校生活に照らし合わせて考えてみると、「武西10の一生懸命」に繋がっていきます。
「仲間は、みんなのことを助けてくれる。守ってくれる。そんな仲間を信じて、大切にしよう。」というように、例え、設備が素晴らしいものであっても、それを扱う子供たちの気持ちや心が高まっていないと話になりません。
武西の凄いところは、校舎という城や石垣、堀ではなく、思いやり算の気持ちを持った武西っ子やそれに関わる人達なのです。
そして、そんな武西っ子が成長していくために取り組んでいる「武西10の一生懸命」が、みんなの心の豊かさを育んでいます。
先日の昼休みの風景。
武西っ子の仲間たちで元気に外遊びをしたり、ちょっとした運動をしたりしながら、友情を育んでいます。
(教師の声かけや子供たちの心がけで安全対策や感染症対策に注意しながら楽しんでいます。)
3日(水)の委員会活動の風景。
学校をより良くするために、自分たちで学校環境を整えるという「自治」に繋がる城づくりを子供たちで行っています。
仲間を想う城づくりは、下級生へと継承されていきます。
現在、最上級生である6年生が、下級生が縄跳びなどを楽しめるようにと新しいジャンブ台の制作を行おうとしています。
歴代の最上級生が卒業にあたり、下級生という仲間を想って行っている慣例です。
これも一つの城づくり。
また、講話の後半では、城づくりは人づくりに必要なものの一つとして、「武西10の一生懸命」から「けじめ」の中の「時間」についてお話がありました。
もし、授業の始まりが1分遅れてしまったとしましょう。
それが毎回起きてしまう。
1日6時間だとして、1日6分の学習時間が無駄になってしまう。
年間200日の学校生活だとして、それがずっと続くと、6×200で1200時間の学習時間が無駄になってしまう。
この1200時間は、1週間の授業時間に相当します。
年間で1週間も時間を無駄にしてしまうのです。
ノーチャイムで生活できている武西っ子。「時間にルーズになる」という悪習慣がついてしまったら、今後の人生に多大な影響を与えてしまいます。
今月の生活目標は、「時刻を守ろう」です。
1年間のまとめの時期で慌ただしくなっていく頃です。
時間を意識し、時刻を見て、行動できるようにしていきましょう。
講話後は、各表彰が行われました。
先日の「近江の子ども俳句教室」の各賞の表彰や、6年生が居なかったときに率先して6年生の掃除場所を代わりに掃除してくれた高学年に対して、ひまわり賞が授与されました。
「ひまわり賞」とは、武里西小のオリジナルの賞で、教育目標や「武西10の一生懸命」の理念に基づいて、顕著な活躍、率先した自主的活動の継続を称える善行賞で、武里西小の児童、その保護者、地域の方など、武里西小に関わる方々を対象にしています。
各賞の受賞、おめでとうございます!!