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春日部市立粕壁小学校は今年度、開校153年を迎えました!
「豊かな学びで よさを磨く学校」
校歌 ~校庭の木々は~
題名のある校歌
粕壁小学校の校歌『校庭の木々は』は、昭和31年に制定されました。
市内で唯一、題名のある校歌です。のびのびとしておおらかなこの歌は、わたしたちの自慢で子どもたちも大好きです。
作詞した人は、巽聖歌という人です。明治38年2月12日岩手県で鍛冶屋の子として生まれました。 本名は野村七蔵。20歳で雑誌『赤い鳥』に投稿し北原白秋に見出され師事します。
その後、『赤い鳥』出身の童謡歌人として童謡少年詩に大きな業績を残しました。 昭和16年には『たき火』が発表され、戦後は音楽の教科書にも取り上げられて、最も愛された童謡のひとつとなりました。
作曲者の村上太朗は、本校の元職員だと言われていますが、永久保存の職員録にその記録がありません。 本採用の職員ではなく臨時採用の音楽の先生だったのかもしれません。
2人の作者の想いは、今までも、そしてこれからも脈々と歌い継がれていくことでしょう。