校歌 ~校庭の木々は~

下のプレーヤーで校歌が聴けます(23年度の6年生が歌っています)

 1
 校庭の 木々は 緑に

 風青く すぎ行くところ

 我らの 粕壁 粕壁

 にこやかに 我ら ここに学ぶ

校歌1

  2
 古利根の 水は 豊けく

 よしきりの 声澄むところ

 我らの 粕壁 粕壁

 すこやかに 我ら ここに育つ

校歌2

 3

 富士が峰 遠く見さけて

 朝に 夜に 楽しきところ

 我らの 粕壁 粕壁

 小学生 我ら ここに励む

校歌3
題名のある校歌

粕壁小学校の校歌『校庭の木々は』は、昭和31年に制定されました。
市内で唯一、題名のある校歌です。のびのびとしておおらかなこの歌は、わたしたちの自慢で子どもたちも大好きです。

作詞した人は、巽聖歌という人です。明治38年2月12日岩手県で鍛冶屋の子として生まれました。 本名は野村七蔵。20歳で雑誌『赤い鳥』に投稿し北原白秋に見出され師事します。

その後、『赤い鳥』出身の童謡歌人として童謡少年詩に大きな業績を残しました。 昭和16年には『たき火』が発表され、戦後は音楽の教科書にも取り上げられて、最も愛された童謡のひとつとなりました。

作曲者の村上太朗は、本校の元職員だと言われていますが、永久保存の職員録にその記録がありません。 本採用の職員ではなく臨時採用の音楽の先生だったのかもしれません。

2人の作者の想いは、今までも、そしてこれからも脈々と歌い継がれていくことでしょう。