保健室からのおしらせ

3月24日(木) 保健委員会 手洗い実験

 

 3月の保健委員会では、毎日の仕事の時間を使って手洗い実験をしました。

 

今回の手洗い実験では汚れの代わりに、ライトに当てると白く光るクリームを使いました。

汚れ(クリーム)が残っていないとライトを当てても手は綺麗なままですが、汚れが残っていると、白く光ります。

 

実験の手順

① クリームを両手にまんべんなくなじませる

 

② 手を洗う

 

③ ブラックライトに当てる

 

 

 

今回は、

①水で5秒間洗う 

②水で30秒間洗う 

③石けんで5秒間洗う 

④石けんで30秒間洗う 

4つのグループに分けて実験をしました。

 

 

結果は…

 

 

①水で5秒間洗う

 

 

 

両手の手首から爪まで全体的に汚れが残っていました。

水でサッと流しただけでは汚れが落ちていないことが分かりました。

 

②水で30秒間洗う

 

 

 

全体的に少し色は薄くなりましたが、手のひらは全体、指先や指の間にも汚れが残っていました。

水で長い時間をかけても汚れは落としきれませんでした。

 

③石けんで5秒間洗う

 

 

 

 

石けんでこすった部分は汚れが落ちましたが、親指や指先、手のひらの側面など汚れが残っていました。

石けんを使っても、短時間でサッと洗っただけでは汚れが落ちていませんでした。

 

④石けんで30秒間洗う

 

 

 

指と指の間、親指の付け根に少し汚れが残っていますが、全体的に汚れが落ちています。

 

 

 

実験から、手を綺麗に洗うには石けんを使って30秒以上洗うことが大切だとわかりました。また、洗い残しやすい場所は、手首、関節、指と指の間、親指の付け根でした。

 

寒いから、面倒くさいからといって手をサッと濡らしただけでは汚れは落ちていません。

また、洗ったら終わりではなく、『最後に清潔なタオルやハンカチで拭く』までが手洗いです。

 

保健委員が作成した実験の詳しい様子や結果は保健室前に掲示しています。

 

 

 

もうすぐ春休み、この機会にもう一度自分の手洗いを振り返ってみましょう!