備後小学校ブログ

食育の日の献立(大分県の郷土料理)

    春日部市の学校給食は、日本に昔から伝わる行事食など食文化の継承も大事にしています。毎月、「食育の日献立」として各地の郷土料理を取り入れています。

今月は、大分県の郷土料料理です。<黄飯とかやく、とりてん、はるキャベツとひじきのあえもの、牛乳>

  「黄飯とかやく」は、大分県臼杵市の郷土料理です。「黄飯」は、スペインのパエリアの影響を受けた料理で、臼杵の山野に自生する『くちなしの実』を使って黄色を出したそうです。質素倹約が奨励された江戸時代には、赤飯代わりに出されたそうです。「黄飯」と一対で出される「かやく」は、ごぼう、にんじん、だいこん、しいたけ、豆腐などの具材と『えそ』などの白身魚のすり身を炒め煮にし、黄飯の上にのせて食べます。給食では『たら』のすり身を使っています。