【近隣館の紹介】幸手市郷土資料館
幸手市郷土資料館では企画展「彰義隊士横山光造の陣笠」展を開催しています。
当館のような小さな館は、近隣の博物館さんと助け合い、支え合いながら日々運営できています。その日ごろの感謝を込めて、少し新しい試みですが、今回は近隣館を紹介してみたいと思います。
幸手市郷土資料館さんは、平成30年10月に設置された比較的新しい施設です。
当館は、埼玉県博物館連絡協議会などで、日ごろからお世話になっており、先日打ち合わせと資料調査でお邪魔し、その折に企画展を拝見しました。
戊辰戦争で歴史の表舞台に登場する、幸手ゆかりの彰義隊隊士横山光造に焦点をあて、遺されたわずかな資料からその実像を紹介しています。
常設展示は、充実した『幸手市史』の成果により、体系的に幸手の通史が学べます。民具の展示を質量ともに圧巻されます。おすすめは常設展の「武蔵国絵図写」。「かすかべ」の記述もあり、いずれ借用・展示させていただきたいなぁと、目をつけています。まだ見学されたことのない方はぜひともお出かけください。
展示期間:令和3年5月25日(火曜日)から7月18日(日曜日)まで
開催場所:幸手市郷土資料館 歴史展示室内 企画展示エリア
詳しくは幸手市郷土資料館ホームページ