【講座ができるまで(後編)】“しめ縄づくり”はこうして開かれる
先日のブログで、しめ縄づくりの講座が開催されるまでの道のりについてお話させていただきましたが、今回はその後半戦です。
稲わらを干して、青の色味が抜けてきた11月某日。
藁すぐりという“ハカマ”を取って、藁の茎だけにする作業を行いました。
乾燥してゴワゴワした稲わらの下葉を丁寧に取っていくと、ピンとした茎が現れます。体感ですが、体積的には1/2~1/3くらいに減る印象です。
4人で3時間程度作業し、できるのは25束くらいでしょうか。実際には“縄ない”の工程にも稲わらを使用するため、しめ縄20本分程度になります。今年は粕壁市民センター(中央公民館)でもしめ縄作りを開催するため、この倍量は必要です!
講座当日の朝には、藁打ちを行います。
稲わらを水で濡らし、木槌で叩いて繊維をほぐしていきます。
12月の冷たい水にも負けず、講座を楽しみにしてご来場くださる皆さんのために朝から頑張ります!
こうしてしめ縄作り講座は開催されます!
どうしても準備に要する時間や当日の人員確保の都合のため募集人数が増やせず、定員オーバーにより参加をお断りすることもあり大変心苦しいのですが、毎年受講者の方からは“非常に満足”とのお声を多くいただき、主催者側としてもありがたく、やりがいのある講座です!
今年のご予約も満員となりました。
講座ご予約済みの方、当日お待ちしております!
ブログを読んで興味を持ってくださった方、次年度も開催予定ですので是非チェックしてみてください!