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出張授業「幸松と水害」

9月4日、幸松小学校4年生の社会科授業に「でばりぃ資料館」(その起源についてはこちら)。今回は、毎年恒例の幸松地区の水害の歴史について、スライドでお話しをしました。

写真:出張授業の様子

春日部(幸松)の地形は、河川の近くが土地が高くなっていて、川から離れると土地が低くなっていること、そして、低い土地には水たまりのように水が溜まりやすいこと。だから、過去には頻繁に水害が発生していること、をお話ししました。

昔の話なので、はじめは「?」が頭に浮かんでいる子が多かったのですが、被害の具体的な様子を話すと皆さん真剣な表情で話を聞いてくれました。

写真:ワークシートに取り組む児童

授業では、ワークシートを使いながら、被害に遭うだけではなく、地域の人たちが様々な工夫をして水害を予防・減災しようとしてきた取り組みも紹介。なんと、あの「めがね橋」が樋門だったこと、みんなわかっていただけたでしょうか。毎年言いますが、樋門を知っている小学校4年生は、たぶん幸松小学校の4年生だけ、かもしれません。

最後に、110年前の記録「幸松村水害誌」を紹介。実際にも触れていただき、過去の記録の大切さ、過去あった出来事から今や未来を考える大切さを伝えました。

 

皆さん、学校の先生方、どうもありがとうございました。今度は郷土資料館にワタシに会いに来てくださいね。