校長室から

2020年6月の記事一覧

校長室から 6/22紫陽花(あじさい)

 梅雨と聞いて思い浮かぶものは、・・・・?
 雨、水たまり、どろんこ、湿気、肌寒さ、ジメジメ、ムシムシ、カタツムリ、傘、長靴、・・・、そして紫陽花。
 梅雨というとあまりいいイメージでないものの印象が多いのかもしれませんが、その中で紫陽花はいいイメージと思えるもののひとつではないでしょうか。本校の校舎東側の花壇では、今まさに紫陽花が咲き誇っています。青い色の花が中心ですが、よく見ると微妙に色が違っています。なぜ紫陽花の花は色が違うのでしょうね。
 学校に来る機会がありましたらぜひご覧ください。
 さらにもう一つ、童謡「あめふり」の歌詞はすぐ浮かんできますでしょうか。 

    『 あめあめ ふれふれ かあさんが
      じゃのめで おむかい うれしいな
                   ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン 』

じゃのめ=蛇の目傘、おむかい=お迎え、のことなので、雨の日に、お母さんが傘を差して迎えに来てくれることをうれしく待っているお子さんの気持ちを歌っている、というところでしょうか。この歌は5番まであるので、このほかにもいろいろな意味があるのかもしれません。でも、「雨」といった、どちらかというと憂鬱な感じにもなる天気でさえ、お家の方がむかえてくれるということがうれしくてたまらないものなのだと思うのです。改めて、親子の絆の深さを感じます。私の子はもう大きく、私の迎えを待っていてはくれませんが、そう思っていた時期があったんだよなと、懐かしく思っています。
 見方を変えてみると、この梅雨の時季も案外素敵なものになりそうですね。


咲き誇る紫陽花(芳賀北小東側花壇)