校長室から

校長室から

校長室から 12.1 今日は持久走、明日からは修学旅行

 今日は校内持久走大会。昨日の夜からの大雨と強風が朝の7時30分にはピタリとやみ、なんと実施できることになりました。長い距離を走ることが得意な子ばかりではないので、延期になった方がいいと思っていた子もいると思います。でも、苦手でも、挑戦することに意義があると思っています。持久走大会ではみんなががんばって走りました。私は、児童ががんばっている姿を見ることが大好きです。とてもうれしく感動を覚えました。児童のみなさんに感謝です。
 6年生は走り終えてどんな感想をもったでしょうか。1つの大きな行事を終えて、きっと、すっきりした気分で明日からの修学旅行を迎えることと思います。コロナウイルス感染症の影響で、10月から延期され明日からとなったものですが、修学旅行を実施することができることを大変うれしく思っています。今年度も実施できなかった学校があったと聞いています。代替の行事を設けた学校もあるということですが、やはり実施できることが一番です。関係の皆様の御理解、御協力に感謝しています。
 修学旅行には次のような目標があります。
 ・歴史・文化や自然に直接触れることによって、広く豊かな経験を得ることができるようにする。
    ・集団行動や公共物の利用など、体験を通して、規律ある行動がとれるようにする。
 ・よい仲間づくりができるようにする。
この目標を達成するための貴重な経験となるはずです。児童の行動に期待したいと思います。
 ただ、なんといっても感染症対策を万全に行い安全に留意することが大切なこととなります。例年の修学旅行と同じようにはできません。バスの中や食事中も静かにしなくてはなりません。制約はありますが、その中で楽しんでくれると思っています。また、なじみのない土地での活動ですので、さらに安全に気をつけなければなりません。学校ではないところで生活を送る経験はとても大切です。児童がたくさんのいい思い出を作れるよう、私たち教職員も安全に気をつけ、児童を支援したいと思います。

・朝は校庭が水浸しでした。          ・5,6年生女子のスタートです。

・5,6年男子スタート直後です。        ・1,2年生の応援の中、かけぬける児童。

 

校長室から 11.26 研究授業

 今朝7:30、本校の百葉箱の温度計は3℃、校庭の銀杏やけやきの木の葉がいつの間にかほとんど落ちていました。また、通勤途中に見た田畑には霜が降りていて、確実に秋から冬へと季節が進んでいることを感じました。朝は児童を迎えながらあいさつをしています。寒さで声が小さくなるのかなと心配していましたが、以前より大きな声できちんとあいさつができている児童が多いです。これもふれあい委員会が毎日のように行っているあいさつ運動の成果だと感じています。児童の力は素晴らしいです。
 さて、昨日25日(木)には学力向上研修会が行われ、3人の先生が研究授業を行い、授業を公開しました。町内の小中学校からそれぞれ数人ずつの先生方が授業を参観に来ました。数人ずつでも集まれば結構な人数になります。見られるだけでも緊張するものですが、多くの先生方に囲まれながらも児童は元気に発言し、学び合い学習に積極的に取り組んでいました。参観された多くの先生方から、たくさんのお褒めの言葉を頂きました。「みんなでわかる みんながわかる」をテーマに学び合い学習を行っているわけですが、みんなで教え合いながらとてもよい授業ができたと思います。ここでも児童の力は素晴らしいということが感じられました。
 日々成長していく児童たちに負けないよう、我々教職員も成長していきたいと思います。

・1年生は、お友達や先生と話しながらしっかりと理解していました。

・3年生は、積極的な話合いが素晴らしかったです。

・6年生は、自分たちで説明し合う姿が素晴らしかったです。

校長室から 11.19 霜が降りる季節となりました

 今週は朝寒い日が何日かあり、霜が降りる季節となってきました。校庭の銀杏は見事な黄金色になり輝いています。けやきの木は落葉の途中で、校庭の掃除はたいへんそうです。晩秋から冬へといった風景ですね。今日も霜が降りて寒い日でしたが、児童たちは元気に登校しました。
 昨日の18日(金)はいくつかの行事が行われました。1年生は、家庭教育学級で益子焼の手びねり体験を行いました。保護者の方と一緒に楽しそうに作品を作る姿がとても微笑ましいものでした。きっと思い出深い作品ができていると思います。
 6年生は、野口英世記念館の出前授業が行われました。これは、修学旅行で訪ねることになっている野口英世記念館の方が芳賀北小学校に来てくれて、野口英世についてやその記念館について詳しく説明をしてくれるもので、本年度初めて実施しました。記念館の方は野口英世の幼い頃から多くの活躍までわかりやすく説明してくれました。訪問当日にはきっとよい見学ができるのではないでしょうか。そして、素晴らしかったのは6年生の態度です。難しい話も出てきたのですが、私は見ていて、こんなふうに聞いてくれたら話す方はうれしいよな、と感じました。また、その日、学校に来ていたお客さんが、6年生から明るく元気なあいさつを受けたことで、「とても気持ちのいいあいさつでした。ぜひほめてあげてください。」と言ってくださいました。6年生の心のこもった行動が芳賀北小を代表しています。私もとてもうれしくなりました。
 児童は、学年が上がるにつれてそれぞれが成長をします。学年に見合った成長がきちんとできているということは正しい学校生活が送れているという証だと思います。保護者の皆様や地域の方々、そして間近で児童に関わる先生方のお陰であると感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

・黄金色に輝く銀杏はとてもきれいです。落葉中のけやきは掃除がたいへんそうです。

・児童と保護者のみなさんが真剣に楽しく作品を作っていました。

・6年生はとても真剣な態度で聞き入っていました。よい修学旅行になりそうです。

校長室から 11.12 お味噌を頂きました

 昨日11日(木)、いなほ工房様よりお味噌を頂きました。このお味噌は、芳賀町の大豆など地元の食材を使い、今まで30年くらい作ってきたものですが、今回、商品として作り上げた初めてのお味噌だそうです。芳賀町では、地産地消を進めていますが、お味噌だけはなかったということも商品開発の動機となったそうです。この度、芳賀北小では甘味噌と米味噌の2種類のお味噌をいただきました。今年の1月に仕込みを始め、10か月かかってやっと出来上がったものです。来週15日からの1週間の給食は、ちょうど、「芳賀町いっぱいウィーク」となっていて、この頂いたお味噌を使うことになっています。お味噌汁以外にも出てくるということなので、どのような料理となって出てくるのか児童とともに楽しみにしたいと思います。たいへんありがとうございました。

・給食委員会の児童が代表して受け取りました。その後、児童も下野新聞、真岡新聞他からの取材を受けました。

校長室から 11.11 学校運営協議会分科会から

 先日9日(火)、本校において学校運営協議会分科会が行われました。芳賀町の小中学校4校はコミュニティスクールに指定されており、「地域とともにある学校」を創っていくために核となる組織が学校運営協議会です。そこで、今回、本校の様子を直に見たり児童から意見を聞いたりするための会議を行いました。
 委員の方々には、全ての学級の授業を見て頂きました。児童の学び合いの授業やタブレットを使った授業を見てとても感心していました。また、6年生の児童代表6人に会議に参加してもらい、自分たちが地域の方にしてほしいこと、自分たちが地域にできることなどを堂々と発表してくれました。その中には、休み時間に一緒に遊んでほしいとか学習の手助けしてほしいなどの要望と、元気なあいさつをする、地域の清掃をするといった、自分たちにできることなどがありました。そういったやりとりの中で、私が1番興味深く聞いたのは遊びの話でした。児童から、校庭の遊具や将棋などのボードゲームの道具を増やしてほしいとの意見がでました。それに対し、協議会委員の中から、道具を増やすこともいいけれど、道具はなくても工夫すれば遊べること。また、遊べるように道具を自分たちで作ることなどが話されました。私も、もうずっと昔のことになりますが、小学生の頃は遊び道具がなくても遊んでいたなあと懐かしく思いました。そういった遊びの体験を地域の大人の方たちとできると、学ぶことが多く素晴らしいなあと感じました。
 現在、コロナウイルス感染症の影響で、地域の方々と関わることができない状況が続いています。この状況が好転した際には、ぜひ、交流できればいいなと考えています。それができれば、児童にとって、今の学校生活では体験できない遊びができるのではなのではないかと思います。実現したいなと思いました。
 それにしても、初めての試みだったのですが大人の会議の中で堂々と自分たちの意見を発表できる児童の姿は、学び合い授業の成果なのではないかと感じました。児童の成長がとてもうれしくなりました。

児童は、ブランコ、ボール、フリスビー、鉄棒、・・・と、いろいろな遊びで楽しんでいます。

校長室から 11.2 運動会を終えて

 11月に入りました。少し寒く感じる日が出てきましたが、県内各地から紅葉の便りが届くよい季節となってきました。休日などには、時間があればゆっくりと紅葉狩りなどに出かけたいものです。
 さて、先週末の10月30日(土)、素晴らしい晴天の下、本校の運動会が行われました。児童たちがのびのびと明るくさわやかに演技を行うことができ、天候と同じように素晴らしい運動会になりました。今年もコロナ感染症の影響があり、午前中のみの縮小した運動会でしたが、その中で、2名までと限定させて頂いたのですが、児童の成長の姿を保護者の方に見て頂くことができとてもうれしく思っています。運動会という大きな目標に向かって頑張ってきた姿は、当日、成果となってしっかりと現れたように思います。特に、6年生の活躍は素晴らしく、一緒に活動していた5年生もそれに引っ張られるかのように素晴らしい活躍でした。高学年の表現活動『三原色~つなぐ~』は音楽とダンス、旗の音と色、一体感など感動的なものでした。大きな成長に胸が熱くなりました。本校のホームページや芳賀チャンネルで、ぜひご視聴ください。
 週が明け、いつも通りの生活が始まりました。運動会での活躍が自信となったためか、朝のあいさつが大きくなったように感じます。こういったことが「これからの生活に生かす」ということなのだと思います。本当にこれからが楽しみです。

5,6年生の演技はとても感動的で、素晴らしいものでした。

校長室から 10.29 いよいよ明日、運動会

 明日30日(土)がいよいよ運動会です。児童は毎日のように運動会の練習を重ね、当日を今か今かと待っているように見えます。運動会は、普段の学校生活で身につけたことの発表の場であると思っています。多くのみなさんに見て頂きたいところですが、コロナ感染症対策のため、保護者2名までと制限させて頂きました。申し訳ありません。
 さて、昨日運動会予行を行い、午後は5,6年生が会場を作り上げました。テーブルやイスを並べる子やラインを引く子、案内を貼る子、グランド整備をする子など、その仕事は様々で、中には地道に石拾いを行う子などもいました。みんな、30日の運動会が楽しくできるよう一生懸命に行っていました。
 今朝、登校してきたときに、倒れたカラーコーンやハードルを直している児童がいました。昨日一生懸命準備したものが、昨夜からの風でとばされて倒れてしまったものでした。校庭のあちこちを見渡し、ていねいに直していました。また、それを見かけた別の児童も近くのカラーコーンなどを直し始めました。数人の5,6年生だったと思うのですが、こういう子どもに育ってほしい、そう思える児童たちでした。豊かな心が育っているなあと、見ていてとてもうれしくなりました。
 学校生活は、いろいろな学習ができます。教科の勉強も大切ですが、勉強以外にも生活していく中で必要なことはたくさんあります。学校に来る意義はそういったところにもあるのではないでしょうか。心豊かな児童に囲まれて、明日の運動会が、さらに待ち遠しくなりました。

昨日29日(木)に5,6年生が会場準備を行いました。みんなしっかりと行ってくれました。

きれいな会場ができあがりました。5,6年生に感謝です。ありがとうございました。

校長室から 10.25 運動会練習②


 運動会がいよいよ今週の土曜日となってきました。週間天気予報を見ると曇り時々晴れ、最高気温19度というまずまずの予報となっています。
 毎日のように行われる運動会の練習。低学年、中学年、高学年とブロックごとに行われることが多く、今年は、表現活動が入りました。一生懸命、そして楽しく踊っている姿があります。保護者の皆様、ぜひ、当日を楽しみにしてください。
 今年もコロナ感染症の影響があり、参観を保護者2名に制限させていただきました。コロナウイルスの感染者は減少しましたが、第6波が来るのではないかと心配されています。ですから、学校では、再開できるものは徐々に再開していますが、全てを制限無しにするわけにはいきません。学びを続けるために精一杯対策をして実施したいと思っています。
 運動会は、本来は地域の方々にも見ていただきたい行事です。地域の皆様には申し訳ありませんが、状況を御理解の上、御協力いただきたいと思います。運動会の模様は、芳賀チャンネルにて放映する予定でいますので、そちらでお楽しみいただければありがたいです。よろしくお願いいたします。

ネタバレしないような場面を切り取りました。本番をお楽しみに。

校長室から 10.19 運動会練習

 昨日、今日と最低気温が10℃以下、最高気温が20℃に満たないような、この時期としては寒い日となりました。そんな中でも、半袖短パンで走り回り遊んでいる児童の姿があり、たくましく感じます。
 本校では、今、10月30日(土)の運動会を目指し、運動会の準備や練習を行っています。今日は、初めて全体で集まりました。まっすぐに整列し、きちんとしたあいさつ、そして休めの姿勢など、保護者の方に見られたときにかっこいいと思ってもらえるようにと練習を進めています。
 例年ですと、残暑厳しい中、熱中症の心配をしながら練習を進めていくわけですが、今年はちょっと違っています。それは、運動会の日程を10月30日にしたことが大きく関わっています。まさに、秋季大運動会となりました。熱中症の心配はほとんどないと思われます。その代わり、今日は少し寒かったようです。コロナ感染症の心配がありますので、感染症対策はしなければなりません。注意すべきことはしっかりと行い、児童が活躍する楽しい運動会を保護者の皆様にご覧に入れられればと考えています。
 暑い日、寒い日など何度か繰り返しながら秋は深まり、運動会を迎えることになると思います。保護者の皆様には、児童が健康に留意し万全の体調で本番に臨めるよう御協力お願いいたします。

しっかり並ぶことは結構難しいです。でもきちんとできました。さすが芳賀北小生です。

校長室から 10.12 令和3年度は後半戦に入りました

 10月に入り2週間が経とうとしています。平年に比べると気温の高い日が多かったのですが、朝夕はだいぶ涼しくなり、今日12日(火)からは日中の気温も低くなってきたようです。新聞では、日光の金精峠で、紅葉が始まったとの記事がありました。確実に秋が深まっているようです。
 この数日の間、学校ではいろいろなことが行われました。まず、10月1日(金)には、5年生が臨海自然教室に行ってきました。コロナ渦で緊急事態宣言開け、さらに台風が近づいてきていましたが、期日の変更のきかないものだったので、少しでも実施できるようにと考え日帰りにしてやっと実施できました。自然の家の方にもなんとか実施できるようお力添えをいただきました。5日には、町学力向上推進事業の計画訪問で、2学級で研究授業を行いました。町内の多くの先生方が参観しました。8日(金)には、就学時健康診断が行われ、来年度入学予定の60名超の新入生が保護者の皆様と集まりました。11日(月)にはICT支援員の方に来校していただき、タブレットを使った授業をさらに深めました。そして今日12日(火)には、ミシンボランティアとして6名の方に6年生の家庭科の授業をお手伝いいただきました。児童一人一人が安全でかつ細かな指導を受けることができ、ありがたいなあと感じました。
 この後、14日(木)には1年生から5年生の遠足があります。読み聞かせなども行っています。30日には運動会を実施する予定です。また、6年生には、延期になってしまい12月になりましたが、修学旅行があります。細かく見ると他にもいろいろあります。それぞれの行事等が、児童にとって楽しく思い出に残るものにしていきたいと思っています。
 令和3年度は始まって6か月を過ぎ、折り返し地点を過ぎました。学校では日々いろいろなことが起こります。しかし、多くの皆様のお力添えがあるからこそ安心して日々の学校生活を送ることができます。これからもいろいろな面でご協力をいただきたいと思っています。令和3年度は、後半の6か月になります。今後ともよろしくお願いいたします。

・青いバスで出発しました。          ・タブレットを使った授業を公開しました。

・来年の入学が楽しみです。          ・一人一人じっくりと教えていただいています。