校長室より

新しい学校生活様式

6月22日から全員そろっての登校が始まり、通常通りの日課で学校生活が進んでいます。それぞれの教室や校庭などで子どもたちの元気な声が聞こえ、やっと学校らしさが戻ってきたという実感を味わっています。先日、教育委員会からのお手紙を配布しましたが、今年度は林間学校や修学旅行などの泊を伴う学校行事が我孫子市全体で中止となってしまいました。5・6年生にとっては本当に残念なことです。何が違った形で楽しい経験ができるように今後計画を立てていきます。
通常日課が始まったとはいえ、感染予防への取り組みは今後も継続していかなければなりません。学校生活の様々な場面で対策をとっています。
理科室や家庭科室は机がグループの形になっています。今までは向かい合った形でグループ学習を行っていましたが、当面は片側だけに座ったり、互い違いに座ったりして正面を向いた会話にならないような椅子の配置にしました。

また、体育の授業では熱中症予防のため基本的にマスクは外します。ソーシャルディスタンスを意識するために、校庭や体育館にポイントを置きそれを目安に準備運動や短なわとびができるようにしています。
 子どもたちに対しては、先日配布しました「西小の新しい学校生活様式」をもとに指導を続けています。「い~ち、に~い・・」と数を数えながら手を洗っている子がいたり、教室から特別教室への異動の際など、「間をあけて並んでください!」という声が係の子から聞こえたりするようになりました。だんだんと新しい生活様式への意識が高まってきています。
 通常日課が始まって2週間。全体的に見てみんな元気に活動していますが、個々には長期にわたる臨時休校の影響から学校生活へ適応しづらい様子が見え始めている子どももいます。ご家庭と連携を取り合い、一人一人に寄り添った支援を今後とも続けていきますので、チームウエスト一丸となって西っ子を支えていけるようご協力をお願いいたします。