あの日から13年たちました。
13年前の今日、東日本大震災が起こりました。本校では亡くなられた方のご冥福を祈って黙とうを行いました。
あの日私は、市内の小学校で教務主任をしていて、低学年の子どもたちがもうすぐ下校という頃、大きな揺れに襲われました。訓練とは全然違うということは子どもたちにも伝わったようで、校庭に避難した時に泣いている子もいました。その後、児童の引き渡しや一次避難場所となる体育館の準備など、余震が続く中職員がみんな忙しく動いていたことを覚えています。私にとって、初めての経験で、どうすればいいのか悩みながら動いていました。東北の方と比べたら非常に軽い被害だと思いますが、その時の自分の頭の中は、大変なことになったという思いでいっぱいでした。
今日の給食は「災害用非常食をたべてみよう」ということでアルファ米でした。栄養士からは「一人一人が自分で準備をすることが大切です」という話もあり、午前中に各学級にアルファ米の袋と水が配られ、子どもたち一人一人が水を入れて準備をしました。食べてみると、思ったよりおいしいという感想が多かったようです。
1月には能登半島で大きな地震がありました。報道等で被害の様子などを聞くたびに、我孫子でもいつ起こっても不思議ではないという気持ちになります。また、このところ千葉県でも小さな地震が繰り返し起きています。常に備えていかなければと考えています。ぜひ、ご家庭でも備蓄を準備したり避難の時のきまりを確認したりなど、万が一に備えていただければと思います。