校長室より

新学期のスタート

長い夏休みを終えて、子どもたちの元気な声が校舎に戻ってきました。始業式で子どもたちの前に立つと、2学期が始まったという実感がひしひしと湧いてきます。1学期の終業式で、子どもたちに「夏休みに、なんでもいいから何か人の役に立つようなことに取り組んでみてください」という宿題を出しました。始業式で聞いてみたところ、多くの子どもたちの手が上がりました。「料理を作りました。私用の包丁があります。」「お風呂を洗いました。」「皿洗いをしました。」などいろいろと取り組んでみたことがわかりました。私自身も「手賀沼トライアスロン」のお手伝いをする予定であることを話しましたが、8月18日に実際にお手伝いに行きました。お手伝いの内容は、カヌーに乗って泳いでいる選手たちの周りに待機し、調子の悪くなった選手がいないか見守ったり、コースを外れてしまう選手(コースロープがないので、まっすぐ進むのは結構難しいようです)がいたら、声をかけたりするなどの様々なサポートです。2年前には、目の前で調子の悪くなった選手を救助しましたが、今年は皆さん元気にがんばっていました。パラリンピックの代表を目指している目の不自由な選手も3名参加し、力強い泳ぎを見せてくれました。台風が抜けた暑い一日、1.5kmのスイムを終えてから40kmのバイク、10kmのランという過酷なレースに挑戦している選手たちには頭が下がる思いでした。

ホームページでも少しずつ紹介してきましたが、この夏休み中も部活動や学習会など様々な場面でがんばっている子どもたちを見ることができました。特に5年生全員が参加した林間学校では、一人一人の活躍が素晴らしかったです。天候により若干の予定変更は行いましたが、キャンプファイヤーやイワナつかみ、カレー作りなど、すべての活動に51人全員で取り組むことができました。この3日間一緒に行動させていただき、実行委員をはじめとして様々な活動のリーダーとして一人一人が活躍し、どんどん成長していく姿を目の当たりにして、本当に感動しました。かえってきた時の5年生の顔からは、やり遂げたという充実感が感じられ、出発したときの顔とは別人のようでした。
さて、2学期が始まりました。充実した学習ができるとともに学校行事や地域行事等もたくさん控えています。それらを経験することを通して、子どもたち一人一人がまた成長していけるよう支援していきたいと考えています。
さっそく9月は、2・4・5年生の校外学習と6年生の修学旅行があります。元気に活動できるようご家庭での体調管理もよろしくお願いします。また、9月28日(土)には子どもたちが楽しみにしているPTAバザーがあります。保護者の皆様と先生たち、そして地域の方々、「チーム・ウェスト」みんなで子どもたちを思いっきり楽しませたいですね。