りっぱなお米になりました。
5年生の谷津田でのコメ作り体験も今日が最後です。脱穀を体験しました。先日刈り取って干しておいた稲が、しっかり乾燥できています。そこから籾だけを取り出す作業をしました。
まずは、脱穀機を使って稲から籾を取り分けていきます。かなり年季の入った脱穀機で谷津田の先生の話では、昭和初期から使っているものだそうです。昔のミシンのように足で踏んで、とげのついたローラーを回します。そこに稲をのせて籾だけをそぎ落としていきました。
つづいて、ふるいを使って、とりわけた籾から藁などを取り除きます。2人で力を合わせてふるいを動かすと、下に籾だけが落ちていきました。
最後は唐箕(とうみ)という道具を使って籾を選り分けていきます。風を吹き付けることで実の入っていない籾は飛ばされて、実の入っている籾だけを残すことができました。
今はこのような作業は、全部機械を使って行っているそうです。昔の人の苦労を体験することで、コメ作りの歴史にも触れ、お米の大切さを実感することができました。
このあと手賀沼課の方に籾すりをしていただき、春から育ててきたお米が玄米になって学校に届きました。
ここまで、手賀沼課の方や谷津田ミュージアムの先生方、長寿大学の方々などに大変お世話になりました。ありがとうございました。