校長室から

「ケアのある学び!」

11/7(木)の本校の校内研を皮切りに、12日(火)は布佐中学校の指導室訪問、15日(金)は、我孫子中学校で我教研算数・数学部会と立て続けにいくつかの授業研究に参加することができました。授業研究会でいつも感じることは、「生徒にわかって欲しい、できるようになって欲しい!」という先生方の思いの強さです。そして学力向上を目指し、各学校で先生方が真剣に授業法を研究し、工夫される姿にはいつも感動を覚え、元気をもらえます。

本校は「ケアのある学び」を進めながら生徒の学力向上を図っています。「教えて!」「いいよ!」という学び合う関係や聴き合う関係を大切にすること、学習課題を明確にし、できた・わかったという実感が持てる授業をつくっていくことに努めています。
でも、わからなくてもわかった振りをしたり、何も考えずにノートを書き写すだけになっていたり、自分の考えを自分の言葉で表現しなかったり、人の意見を聞かなかったり、ただただ授業が終わるのを待つだけになってしまっている生徒をゼロにしていくのはなかなか大変なことです。
それでも生徒にとっていい授業がしたい、わからなくてもそのままにせず人に聞いてでも解決する生徒を育てたい、自分から考える生徒を育てたいと願って、授業研究を進めていかなければならないと思います。
そして、主人公である生徒にこそ、この「ケアのある学び」をよく理解してもらい、一緒に学力向上を目指していきたいと思います。

 
   1年4組 社会        2年4組 英語

 
   2年2組 国語        2年5組 道徳