校長室から

ちょっと素敵なお話!

昨日、給食の食材(小アジの南蛮漬け)が不足するという問題が起こりました。

本来は一人二匹の小アジが配られるはずだったのですが、納品の確認不足で3クラスだけ一人一匹しか配れなくなったのです。

そこで、欠席の人や残してしまいそうな人の分を3クラスに届けて欲しいと教頭先生に全校に呼びかけてもらいました。すると、あっという間に「お裾分け」が集まりました。

 野口栄養士が各学級にお礼を言いながら巡回したところ「先生!うちのクラスも集めたのに、持って行くのが間に合わなかった。集まるの早すぎ!」との声も。何だか温かな気持ちになれました。3つのクラスには迷惑をかけてしまいましたが、多くの「思いやりのアジ」が沢山集まり、ピンチがチャンスに変わった瞬間を体験できたことに感謝しています。

 「助け合う生徒になろう!」という学校目標「自主貢献」が形になって見えた瞬間!などど一人でほくそ笑んでしまいました。
 でも、二度と失敗しないように業者さんも給食調理員さん、栄養教諭の野口先生、私、教頭先生で善後策を考え、納品確認のシステムを変えるようにしました。今回迷惑をかけたのに笑顔で「大丈夫です!」と言ってくれた3つのクラスのためにも今後の給食活動を盛り上げてきます!