校長室から

2024/10/28 今日の湖北中

 2・3時間目に2年生の女子生徒たちが、先週金曜日の男子に続き、消防署の方を講師として招いて救命方法について学びました。「救命措置」は2年生保健の学習単元で、胸骨圧迫やAEDの扱いについて人形を使って体験しました。胸骨圧迫は、胸骨の部分が5㎝沈むぐらいの強さで1分間に100~120回行います。アンパンマンのテーマソングのリズムに間隔を合わせて押すのがちょうどいいそうです。

 下校時に倒れている人を発見して救命措置を施す、という設定で学習したことを実践してみます。まずは、意識や呼吸の有無を確認します。心肺停止であることを確認したので、胸骨圧迫と救急車要請とAED調達を分担します。我孫子市では24時間営業のコンビニエンスストアにAEDを常備しています。AEDが届くまで、自分たちで胸骨圧迫など救命措置を続けます。

 胸骨圧迫はかなりの重労働ですので、複数いるときは交代で行うのが良いそうです。このグループは、次の人が直ぐに交代できるように横に並んでスタンバイしています。

 AEDが届きました。AEDの準備をしている間も救命措置を続けます。最新のAEDは、自動で心拍等を感知し、その後の措置を音声で指示してくれます。