校長室から

心身の自己調整スキルの向上プログラムが始まりました

 昨日5月22日(月)、心身の自己調整スキルの向上プログラムを3年生で始めるにあたり、筑波大学から坂入教授、稲垣研究員、筑波大のトップアスリートが来校し、自己調整スキルの向上プログラムの説明と、トレーニング方法を指導してくださいました。
 今日5月23日(火)から本格的に3年1組、4組からスタート!3年2組と3組は6月後半からのスタートになります。
  筑波大学と連携して、心身の自己調整スキル向上プログラムをスタートさせました。

以前にもお話しましたが、このプロジェクトは
①本番(大会や入試)で自分の力が発揮できる
②落ち着いた生活が送れる(人間関係が円滑)
ことを目的として取り組みます。

筑波大学から心理学博士、体育系教授 坂入洋右氏
研究員 稲垣 和希氏をお迎えして進めていきます。
 始めにこのトレーニングの意味や効果について説明してくださいました。生徒たちはメモを取りながら、興味深く説明を聞いていました。 
  1 ボディ・スキャン
  まずは静かに目を閉じて、自分の心と向き合います。

  今、イライラしているのか?不安なのか?平常心なのか?
  楽しい気分なのか?興奮しているのか?
  自分の状態を受け入れ、ありのままを観察!

2 心のダイアグラム(自己調整前)
  心をモニタリングして、心のダイアグラムにシールを張りま
  す。
陸上女子走り高跳びのトップアスリートが来てくれました。

トレーニングの方法を、教授と一緒に指導してくれました。
 
  こちらは新体操のトップアスリート。

生徒に丁寧に指導してくれています。
 3 自己調整法
  ダイヤグラムのシールの位置を見ながら自己調整法の開
  始!

  ◎心のダイア上の右側に今の状態がある時

  【リラクセーション法】
   ・深呼吸法
   ・筋弛緩法
 
   ◎心のダイヤ上の今の気持ちが、左側にある時
  【アクティベーション法】
  ・背筋伸ばし
  ・イメージ呼吸法
  ・動作法


これらのトレーニングを行い、再び今の心をダイヤ上にはります。最終的に、自己調整法の後にダイヤの中心に心が調整できることが理想です!

中には「すごくリラックスしました!」と感激していた生徒もいました!湖北中でこの取り組みの効果が出ることを期待しています。

筑波大のみなさんありがとうございました!
 放課後、高跳びトップアスリート、元筑波大サッカー部の方々が、部活動の指導をしてくれました!

トップアスリート同様の高い気持ちの持ちように、アスリートたちが湖北中の生徒に感心していました
 
今日23日(火)から、朝学習の前の時間を利用して自己調整法のトレーニング開始!
 朝、部活動から戻ってきたら挨拶とともに自己調整法開始!

まずは教えられたとおりに、黙想
心を落ち着けて、セルフモニタリング!
 
  心のダイヤグラムに今の気持ちをはります。
 心身の自己調整法

7月までこのトレーニングを行います!