2022年1月の記事一覧

コロナに負けない東っ子に

 新型コロナウイルスの感染が急速に拡大しています。市内の小・中学校でも、児童生徒の感染者が少しずつ増えてきているようですので、本校でも近いうちに陽性者の報告があるという心積もりで準備し、その場合は落ち着いて対応していきたいと思います。また、現在流行中のウイルスは無症状のケースも多いとのことから、感染していてもそれに気付かずに登校している児童もいるかもしれないという警戒心を持って、感染防止対策の継続指導に全職員で取り組んでいます。特に、「マスク・手洗い・黙食」プラス「室内の換気」の4点について徹底していきますので、ご家庭においてもご協力をお願いします。

 なお、現在流行中のウイルスはかなり感染力が強いようですので、どれだけ気をつけていても感染してしまうことがあるかもしれません。今後もし本校で陽性者の報告があった場合、その人物の特定や誹謗・中傷に繋がるような言動は控えていただきますよう再度お願いいたします。

 また、無症状のケースが多く重症化リスクもこれまでよりは低いとの情報から、ウイルスに負けない体力を維持して免疫力を高めておくことも大切です。特に児童たちにとっては、毎日しっかりと食べて、たっぷりと睡眠をとり、寒くても毎日適度な運動を心掛けることが、万が一感染しても無症状や軽症での完治に繋がると思います。学校に来て毎日元気に体を動かすことも有効なコロナ対策の一つになると考えます。

 

 昨日6時間目のクラブの時間に、来年度から参加する3年生が、各クラブの活動をグループごとに見学して回りました。

 今日の3時間目、4年生の児童たちが校長室にやって来ました。国語の授業で「学校のヒミツ」についての発表をするので、その記事の一つとして校長室のヒミツを取材に来たのだそうです。「校長室と職員室の間にはなぜ扉があるのか?」「校長先生と教頭先生の違いは何か?」「なぜ校長先生は指導をしないのか?(学級担任をしないのか、という意味らしいです)」など、児童の目線から見た素直な疑問を聞くことができて、束の間の楽しい時間となりました。

 今日の給食メニューは、児童たちが大好きなカレーライス。しかも我孫子市特産の「白樺派カレーライス」です。先日の1・2年生に続き、今日は3年生の給食の様子を見てきました。小学校に入学して3年目、さすがに3年生の当番児童たちは配膳が上手です。今日の配膳でも、食管に敷き詰められた白米にしゃもじを上手に使って分け目を入れて、お皿に同じ量ずつ盛り付けしやすいように工夫していました。

今朝見かけた光景から

 今日は一段と寒さが厳しく感じられます。今朝の登校時間に、昇降口で児童たちを迎えているときに目にした光景を2つ紹介します。

 今朝、6年生の児童たちが、自主的に昇降口東側の落ち葉を掃除してくれました。彼らは、5年生のころからこの場所をよく掃いてくれています。今週から急遽部活動を休止しましたので、4~6年生は登校した後も少しゆっくりできるはずなのですが、そのような朝の貴重な時間を使って、しかも温かい教室から寒い外に出てきて落ち葉を掃いてくれるのは本当に有り難いです。その6年生たちもあと2ヶ月足らずで卒業してしまうことを思うと、少し寂しい気持ちになります。

 しかし、その寂しさを埋めてくれる新たな「希望の星」も順調に育っています。1年生は、2~6年生の児童たちのように、一人ひとりが下足をそろえて靴箱に入れる習慣がまだ十分身についていないので、「せいとん係」の児童が毎朝昇降口の靴箱を整頓しています。1・2学期も、この係になった児童が毎朝一生懸命にその役割を果たしていました。そしてこの3学期も、新しく係になった2人の男子児童が、毎朝登校後に教室から駆け下りてきて、熱心にクラスメイトたちの靴を揃えています。日によっては2回降りて来ることもあります。今朝も張り切って「1・2・3・4…」と元気よく数えながら、一足ずつ靴のかかとを棚の端に揃えていました。すると、瞬く間に下の写真のような上級生と同じくらいきれいに整ったくつ箱になりました。自分たちの仕事の成果を嬉しそうに見つめるその表情が、今日は一段と頼もしく見えました。

 4時間目、6年生の教室で英語の研究授業を行いました。学習のめあては、小学校生活の思い出を英語で伝えることです。運動会や修学旅行、メロディフェスティバルなど、卒業が近づいてきた6年生たちは、英文を作りながらこの6年間を懐かしそうに振り返っていました。

 今日の給食献立はオムライスです。児童たちが喜びそうなメニューでしたので、先日の1年生に続いて今日は2年生の教室を取材してきました。小学校の給食にすっかり慣れてきた2年生の配膳は、「早さ」ではなく「行儀&マナー」重視です。配膳の順番は、どちらの学級とも、静かに着席して待っている児童から受け取ることができるルールになっていました。本校の2年生は、みんな穏やかでとても落ち着いた雰囲気を持っています。言葉遣いも丁寧で、日頃から挨拶がしっかりとできる学年です。今日の配膳の様子を見ていてもまったく心配な様子がありませんでした。

跳び箱の練習と磁石の実験

 3時間目に体育館で4年生が跳び箱の学習をしていました。先日紹介した学級とは別のクラスです。「開脚跳び」と「抱え跳び(?)」(手の内側で両足を抜く跳び方)の2種類を練習しています。抱え跳びの方が、箱の高さは低くても難しそうに見えました。

 そして、練習中に疑問が生じると、教室から持参したタブレット端末で跳び方の解説動画を見ながら練習ポイントを確認していました。児童たちが視聴していた動画は、「はりきり体育ノ介」というNHKの動画コンテンツです。私も少し見せてもらいましたが、小学生が理解できるようにさまざまな工夫がされていて、とても楽しそうな内容でした。ほんの数年前までは、タブレットPCを使いながら跳び箱を練習する場面など想像できませんでしたが、近頃ではすっかり当たり前の光景になりました。

 同じ3時間目、3年生の教室では磁石を使った実験が行われていました。こちらは昔から変わらないアナログ的な実験の光景です。とは言っても、実験に使う磁石のセットが箱の中に用意されていて、私が小学生だった頃は校庭の砂場の中で磁石を掻き回しながら少しずつ集めていた砂鉄までもが、ビニール袋に小分けされた状態ですでに入っています。それでも、磁石の不思議な力に興味を惹かれて熱心に実験に取り組む児童たちの表情は、今も変わっていないのがとても嬉しく感じられました。

久しぶりのココア揚げパン

 昨日に続き、今日は5・6年生が発育測定を受けました。伸び盛り真っ最中の年頃とあって、男子児童たちは身長の伸び具合に一喜一憂です。少し様子を覗いただけですが、脱いだ上着をきちんと畳んで置いている児童の姿が目に写り、さすが6年生だなと感心しました。

 3時間目に5年生の教室を見学してきました。最初の教室では、理科の実験で使う電気自動車(?)を製作していました。少し難しそうな配線作業に多くの児童たちが苦戦しているようでした。

 隣の教室は社会科の授業中でした。新聞の特徴について、グループ単位でタブレット端末等で調べながら学習をしています。

 4階の廊下からふと校庭を見ると、冷たい北風が吹く中で、1年生の児童たちが元気に縄跳びの練習に励んでいます。

 その様子を近くで見に行こうと思ったのですが、直後にチャイムが鳴って授業が終わってしまったため写真に収めてくることができませんでした。代わりに、今日は久しぶりに1年生の給食の様子をたくさん撮ってきましたのでたっぷり紹介したいと思います。

 今日の献立は、ワンタンスープ、リンゴの入ったサラダ、そしてココア揚げパンという児童たちが喜びそうなメニューです。早速配膳の様子から見に行ってきました。久しぶりに見ましたが、係児童のテキパキとした動きと手際の良さ、配膳を待つ児童たちの迅速な動き、そして流れるように効率の良い作業など、あっという間に配膳が終了してしまいました。1年生は本校で最も人数が多い学級ですが、おそらく配膳に最も時間がかかっていないのではないかと思います。長年中学校で勤務してきましたが、お世辞抜きに言って普通の中学生よりも早いかもしれません。先に配膳が終わり教室で待っている児童たちも、先生がいなくても行儀よく静かに待っていて、少しお喋りの声が聞こえると、すかさず互いに注意し合う声が聞こえてきます。普段は子供らしいやんちゃな一面も多々ある今年の1年生たちですが、改めて1年間の成長の大きさを実感しました。

 配膳が終わると、職員が児童たちの机を回り、量を減らしたい人や増量を希望する児童に対応します。 食管を抱えて列ごとにお代わりを配って歩くのはかなり大変ですが、これで残菜が減り、食材の無駄を少しでも防ぐことができます。毎日各学級の残菜量の報告を確認していますが、このような職員たちの努力もあって、本校は残菜が少なく、どの学年の児童も毎日しっかりと食べてくれます。

  そして、今日の主菜はココア揚げパン。パンの余りはなかったのですが、昨年度の3年生(現4年生)と同じように、この教室でも「ココアの粉」だけのおかわりに多くの手が挙がっていました。中には牛乳パックの中にその粉を入れてココアミルクにして飲んでいる児童もいました。行儀の善し悪しは別として「創意工夫」に〇をあげたいと思います。

 そして、ようやく「頂きます」の時間を迎えます。マスクを外して、もうすっかり習慣になった「黙食」です。みんな行儀よく食べていましたが、担任から「今日は泥棒さんになってもいいよ」という声が掛かりました。その理由はご覧の通りです。

 

感染拡大防止に伴う変更とお願いについて

 現在、新型コロナウイルスの感染が再度拡大しています。今回は無症状のケースも多いということで、感染状況が掴み辛い状況です。幸いなことに、本校では今のところ児童本人の感染報告はありませんが、現在流行しているウイルスは感染力が強いという特徴もあるらしいことから、感染してもそれに気付かずに登校してしまうケースも今後あるかもしれません。そのような状況を鑑みて、少しでも感染リスクを抑えるために下記の2点についての変更を決定しました。

 ①明日18日(火)より部活動を当面の間休止します。活動の再会につきましては、今後の感染状況により判断し、後日改めて連絡いたします。

 ②2月9日・10日に予定していた1~5年生の授業参観を中止とします。ただし、16日に予定している6年生の参観につきましては、今後の感染状況により開催形態や日時を再度検討し、改めて連絡いたします。

 大変残念ではありますがご理解くださるようお願いいたします。なお、この件につきましては、本日連絡文書を児童を通じて各家庭に配付しますので、そちらも併せてご確認ください。また、引き続き校内でも感染防止対策を継続していきますが、登校前の検温やマスクの持参が徹底していない児童も見受けられます。特に、マスク、手洗い、ディスタンスの3点につきましては、可能な範囲でご家庭でも実施しながら、よりいっそう生活習慣として定着するようにご指導ください。

 なお、1月25日(火)の3年生校外学習、及び2月2日の6年生校外学習につきましては、貴重な学びの機会であり、また、日程の延期変更も難しいことから、現時点では中止とせず実施する方向で準備をしています。今後の感染状況次第ですが、具体的な感染防止対策について現地と確認をとりながら最終的に判断していきたいと思います。

 

 変わって今日の校内風景です。3時間目に理科室で6年生が「てこ」の実験をしていました。どの班もみんな真剣に実験を進め、結果を丁寧に記録していました。

 同じ3時間目に、校庭で2年生が縄跳びを練習していました。今日は日差しが温かくて、久しぶりに外にいるのが気持ちよく感じられました。なお、明日から予定していた業間の縄跳び練習も、感染防止のために休止することにしましたので、当面の間は体育の授業で縄跳びの練習を進めていきます。

 今日と明日は3学期の発育測定の日です。今日は1~4年生が身長と体重の測定をしました。前回測定した9月と比べて、この4ヶ月の間に5cm以上も身長が伸びた児童もいたようです。