校長室

2022年4月の記事一覧

リモート授業、試行錯誤中

 現在、新型コロナウイルス感染症の影響で閉鎖をしている学級があります。

 その学級で、リモート授業に取り組んでいます。「音が聞こえません」「いろいろな音が入ってしまっています」「板書がゆがんで見え、分かりづらいです」等、様々な問題が噴出。しかし、やりとりしながら修正を重ねて、授業に取り組んでいます。

 子供達も、次第に操作に慣れてきました。自分が発言するとき以外は「ミュート」を押し、自分の声が入らないようにすることが徹底できてきました。また、チャット機能を利用して、「今のところがよく分かりません」や「問題が解き終わりました」などを記入することで、担任が順番に対応できるようになってきました。また、自分の考えをノートに記載し、それを映して全員に見せながら意見を発表するなど、なかなかのものになってきました。

 特に今回のように高学年では、覚えるのが速いと感じました。低学年では、ここまですぐには行かないと思いますが、少しずつ使えるようにしていく必要があると感じます。リモートができることは、他にも活用ができると思います。引き続き、試行錯誤を続けていきます。

 

  画面で子供達の顔を見ながら授業をしています。

 チャット機能で、子供達のつぶやきを確認しながら、

一つ一つ対応しています。少しずつ、システムに関す

ることや、技術的な質問が減ってきています。

  発表のために、1人の児童のノート画像を、参加者

全員で共有しています。

 少しずつできることが増えてきています。

 

昼食も一緒にとれる人はリモートで

黙食ではなく、話をしながら食べました。

八重桜を寄贈していただきました

 入学式前日の4月10日、八重桜を寄贈・植栽をしていただきました。

 寄贈して下さったのは

・横山 悦子 先生   本校の前校長です。

・伊勢 友一 様    本校校歌の作詞者である、伊勢清司氏のご子息で、本校第2回の卒業生です。

・島 義昭 様     本校の前学校支援地域本部コーディネーターです。

 八重桜は本校を象徴する樹木です。しかしながら一昨年、老木となり危険な状況になったため、10本程度が伐採されました。その後、各方面のご尽力により、八重桜の苗木を植えていただきましたが、もとのようにはなっていません。

 この度ご寄贈いただき、またもとのような八重桜に育っていってくれると思います。今、八重桜は花がいっぱい咲き始め、学校を華やかにしてくれています。

 ご寄贈ありがとうございました。

新しい年度が始まりました。今年度もよろしくお願いします

 昨日、着任式・始業式を実施し、新しい年度がスタートしました。

 昨年度、とても頑張ってくれた子ども達や先生方・職員を見送りとても寂しく感じていました。しかし、今日子ども達を迎え、新しい体制の先生方・職員と出会い、またこの1年、みんなでよい学校にできるように頑張りたいと、気持ちを新たにしました。

始業式は、次のような話をしました。

○「一生懸命がかっこいい」を今年度も頑張ろう

 昨年度、コロナ禍で制約がある中でしたが、子ども達ができる範囲で何ができるかを考え、頑張りました。そのおかげで、たくさんの方々からご協力をいただき、充実した活動ができました。今年度も、できる範囲で「一生懸命がかっこいい」を実践していきましょう。

○コロナ怪獣と戦うために、感染防止の対策を根気強く続けよう

 コロナ怪獣との戦いも2年が経ちました。コロナ怪獣の性質も少しずつ分かってきて、今年度はそれに合わせた対応をしていくことになるかもしれません。感染状況の変化によって、約束事が変わると思いますが、そのときの約束をみんなで守るようにしましょう。それが守れるかどうかで、その後の対応が変わる可能性があります。

 先日行われた、サッカーワールドカップの予選では、お客さんがたくさん入っていました。しかし、応援は太鼓や拍手、旗などで、大きな声を出して応援することはありませんでした。ほとんどのお客さんは大きな声で応援しないことが守れていました。

 新木小でも、みんなで約束を守って、充実した行事ができるようにしましょう。

○交通安全を心掛けよう

 登校時の安全をご指導・見守りをして下さっている方々から、横断歩道でないところを渡ってしまう子がいて危ない、交通量の多いところなので心配、というお話をいただきました。登下校中の事故は決して珍しいことではなく、昨年、他市で大きな事故があったことは記憶に新しいと思います。道路は、横断歩道を渡りましょう。事故に遭わないように、細心の注意をはらっていきましょう。

 

今年度もチーム新木小で頑張ります。学校活動へのご理解・ご協力をお願い申し上げます。