三小の日誌
第74回令和4年度 卒業証書授与式
薄曇りの少し肌寒い中でしたが、3年ぶりに来賓の方々をお迎えしての卒業証書授与式を挙行することができました。
厳かな式場の中を担任が先頭で卒業生が入場しました。レッドカーペットの上を緊張している子どもたちもいれば、笑顔で入場してくる子ども達もいました。それぞれが、それぞれの思いを持っての入場だったのだと思います。
卒業証書授与の後、校長式辞の中で、学ぶことの3つの動機(➀好奇心、➁目的の達成、③自己実現)について話をされ、学び続けることで自他ともの幸福を求め、人間性を豊かにするとともに社会で主体的に生きていけるという話をされました。また、「山川異域、風月同天(山河は異なろうとも風や月は同じ天の下にある)」という言葉を卒業生に贈りました。教育委員会告示では、教育長が「ブラボー」という言葉を引用し、言葉の力によって人を励ましたり、明るくしたり、幸せな気持ちにさせたりすることができるとともに、人との関わりが大切であるいう話をされました。
お祝いの言葉、励ましの言葉をいただき、言葉の力で喜びと感謝をお世話になった方々に伝えることができました。巣立ちゆく一人ひとりが、言葉を大切にしながら多くの人たちと関わって、より健全に素直に一生懸命に頑張ってくれると信じています。式が終わった後の子どもたちの笑顔は、喜びに溢れていました。ご卒業おめでとうございます!
心の一句:初蝶や巣立ちの朝のひとり言