校長室から

5年生認知症サポーター養成講座

 7月6日(水)に、5年生は認知症サポーター養成講座を受講しました。天王台地区社会福祉協議会の方を中心に9名を講師にお招きし、認知症についての知識や理解を深めました。

 

 「おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に住んでいる?」「夏休みにおじいちゃんやおばあちゃんに会う?」と講座が始まりました。そして、「現在、我孫子市の65歳以上の方は人口の約3割、だれでも年をとるほど、認知症の可能性が高くなる」、「認知症は、様々な原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったりするためにおこる脳の病気によるものです。」と続きました。そして、「認知症になるとおこる様々な症状」について学び、最後に、「認知症は、環境や周りの人の接し方で症状が変わる」ことを教わりました。

 受講後の振り返りでは、「家族がもしそうなったら」や「認知症かどうかは外見では見分けがつかない、お年寄りには優しい言葉をかけたり、接したりしよう」などの感想や意見が出ました。

 子ども達にとっては、認知症についてだけではなく、友達も含めた他者との関わり方についても考える良い機会となりました。