校長室より

希望の登校 満足の下校

                   29年度を振り返って

学年末休業に入って3日が過ぎました。昨年着任したときには、桜が咲いていませんでしたが、
今年は3月27日満開です。美しい桜を愛でながら、フラワーロードを歩く幸せな時間があります。
全員が元気に29年度を修了できましたのも、保護者や地域の皆様のお陰と、心より感謝を申し上げます。

子どものいない教室、異動のある先生方の荷づくり・・・別れと出会いの季節がやってきました。

今年度は、豊かな心でたくましく生きる子どもの育成という教育目標を達成できるよう、
合言葉を「やる気 根気 元気 はたらき」としました。4本の「木」を学習や行事を通して
大きく育てるために、教職員は様々な手立てを工夫し、教育活動を展開してきました。

教師 1 わかって楽しい授業づくり   2 特別支援教育の充実
   ・体験活動と言語活動を関連させながら、本校独自の「総合表現活動」を通して、生きてはたらく表現力の
              育成に努めました。教科を横断的に関連させることで、各学年に応じた表現力が高まりました。
   ・学力テスト等では、思考力・判断力・表現力いついては、十分な成果が見られましたが、基礎・基本の
    定着については課題が残りました。30年度の教育計画の中で、改善出来るように取り組みたいと考えて
    います。
   ・特別支援教育については、コーディネーターを中心に「校内委員会」でケース会議をしながら、困り感の
    あるお子さんや保護者を支え、東葛飾教育事務所や教育研究所のアドバイザーからアドバイスを受けながら
    進めて参りました。
   ・来年度も交流のもちかたを工夫しながら、双方向に価値あるものとしていきたいと思います。

児童 1 あいさつ 2 清掃 3 歌声 4 靴傘 5 時間を守る 6 外遊び 7 整理整頓
   ・挨拶については、各学級で目標と到達基準を決め、「主体的に」できるよう工夫しました。子ども達の
    意識が高まる様子が見られました。引き続き、保護者や地域の皆様にも御協力いただきたいと思います。
   ・歌声は、一小音楽祭の練習で付けた力が持続しました。その力を各月の全校朝会、式や卒業式で発揮する
    ことができました。
   ・整理整頓や時間を守ること等、教職員の指導が素直に入る一小っ子です。メリハリのある生活態度でした。
    6年生と1年生ペアの掃除の取り組みがほほえましかったです。

日々の学習の積み重ねと「行事」で付ける力を意識し、目標をもって取り組んだ結果、大きな成果が見られました。
課題については、30年度に生かして参ります。
29年度の一小っ子の成長に大きな拍手を贈ります。御協力ありがとうございました。

                                     校長 山口 祐子