校長室より

充実した2学期

      

    やる気 根気 元気 はたらき の「木」の成長

2学期が終了しました。
校外学習、一小音楽祭、こども県展へ向けて書いた「自分の一作」、持久走大会・・
たくさんの行事を通して、一人一人が輝き、力を付けた2学期でした。

また、文部科学省から、「新たな学びに関する教員の資質能力向上のためのプログラム」をつくるために、
本校と我孫子中学校が実践フィールド校として、3年間の指定を受けていました。今年度はその3年目で、11月
22日に研究の成果を公開研究会として発表しました。
全国で11箇所で研究が進められました。その中で本校の「総合表現活動」がこれから各学校で新たな学びを考える時の一助となれば、うれしく思います。

次期学習指導要領のスタートのために、様々な準備がされています。これからの予測不能な時代の中で、自分の考えをしっかりともち、多くのひと・もの・ことと繋がりあって、協働して生き抜く力を身に付けられる教育が望まれます。

我孫子第一小学校では、恵まれた地域教材を生かして、「総合的な学習の時間と国語科」「生活科と国語科」を
教科横断的に(相互に関連させながら)学習することによって、「生きてはたらく表現力」を身に付けさせるために
単元の指導計画を工夫して取り組んできました。相手(誰に伝えるのか)や目的(何のために伝えるのか)を大切に1時間1時間を積み重ねました。
子ども達の瞳が輝き、意欲的に学習する姿が見られました。3学期もこの意欲を大切に育ててまいりたいと思います。

また、21学級全校で取り組んだ挨拶運動。自分達で目標と達成の基準を決め、帰りの会で振り返りをしました。朝、子ども達から「進んで」挨拶ができるようになり、大きな成長でした。気持ちよい挨拶で一日をスタートすることができました。

最後に、終業式では35人の奉仕部に感謝状を渡しました。10月11月。毎朝、竹箒をもって、フラワーロードをきれいに掃いた奉仕部員。「環境が人を創る」「人が環境を創る」。我孫子の小学校で本校だけにある自慢の奉仕部です。

2学期のご協力に感謝を申し上げます。30年もよろしくお願いいたします。

                        校 長 山口 祐子