校長室から

校長室から

3/7 6年生が奉仕活動をしてくれました

 3月7日(月)まばゆい陽光が差すさわやかな朝でした。このところ、正門周辺の木々から小鳥のさえずりをよく聞くようになりました。今朝も元気なさえずりが聞こえてきました。

 今日は、6年生が午後から去り行く母校への奉仕作業として、校舎内各教室のエアコンのフィルターと扇風機の羽根の清掃をしてくれました。
 この日のために教員がはずして廊下に置いておいたものを、6年生がひとつひとつ埃をかき落とし、水洗いしてきれいにしてくれました。
 終了後には、ピカピカになったフィルターや羽根が各教室の入口に置かれていました。
 6年生の皆さん、ごくろうさま。本当にありがとう。

 今日もねどっ子たちは元気です。

3/4 雲はありましたがおだやかな朝でした

 3月4日(金)雲は出ていたものの、おだやかな朝でした。

 今朝は、校舎から正門に向かおうと玄関を出たところで6年生女子児童の一団に呼び止められました。
「小さな子が転んでケガをしています。」
見ると、6年生に囲まれて1人の1年生の男の子が額を押さえて泣いていました。登校途中に転んで泣いている子に6年生たちが声をかけ、ランドセルと水筒を持ってあげて、学校まで一緒に来てくれたそうです。なんと優しい6年生たちでしょう。どうもありがとうね。

 実はこうしたことが、今年度も何度もありました。この子どもたちももうすぐ本校を卒業していってしまうのです。すでに卒業式練習を始めている6年生ですが、惜別の思いをまた新たにしたひとときとなりました。
 1年生はその後すぐに保健室で養護教諭の手当てを受けました。

 今日もねどっ子たちは元気です。

3/3 5年生の授業をのぞいてみました

 3月3日(木)真っ青な空のおだやかな朝となりました。花壇の花々は、昨夜降った雨のしずくを乗せたままですが、春の訪れが近いことを感じているかのように力強く花びらを開いています。

 6年生を送る会を大成功に終えて、いよいよ最上級生となる5年生の様子を見ようと、授業をのぞいてみました。ちょうど道徳の時間で「クマのあたりまえ」というお話をもとに命の大切さや生きることの意味を考えるというものでした。

 主人公の子熊がある日、顔見知りの熊の死を生まれて初めて目の当たりにし、死ぬことを恐れ生きる意味を見失って死なない石になりたいと考えます。石にその方法を尋ねると「横になってじっとしていればよい。」などと教わります。つい歌を歌いだすと「歌わない。」「つぶやかない。」「誰にも会いたいと思わない。」「泣かない。」などと石にぴしゃりと言われます。探しに来てくれた兄を見てついに跳び起き、「石になるのはやめとくよ。死ぬのは今でもこわいけど、それでもクマのほうがいいってわかったんだ。」と石に言って、兄と仲良く森に帰っていく、というお話でした。

 子どもたちは真剣に子熊の行動について考えたり、友だちの意見に耳を傾けたりしながら、生きることの意味について考えていました。
 他の学級でも、別のお話をもとに道徳の授業をしていました。

 今日もねどっ子たちは元気です。

3/2 全校朝会をしました

 3月2日(水)これまでの空気の冷たさがいくぶん緩み、おだやかな朝となりました。昨日の6年生を送る会を終えて、校舎を結ぶ通路の窓には「六年生ありがとう」の文字が飾られていました。登校してきた6年生は、見上げては感慨深げでした。
 今朝も委員会児童が活動していました。

 今日は、3月の全校朝会を、これまでお伝えしてきたように、音楽室で動画を撮影し各教室に配信するオンライン形式で実施しました。
 今回は新しい児童会役員による堂々とした司会で始まり、生活委員が「あいさつ」と「ありがとう」をテーマに、寸劇も交えてわかりやすい発表をしてくれました。
 その後、今年度1年間ねどっ子の学校生活を支えてきてくれた各委員会活動の委員長さんたちが、1年間のまとめと来年続けていってほしいことを発表しました。どの委員長さんもわかりやすくしっかりとした内容を発表してくれました。まさに最高学年の立派な姿として、後輩の印象に残ったことと思います。1年間、ありがとう。ご苦労さま。

 業間休みや昼休みには、校庭にねどっ子たちの元気な声が響きました。空気も冷たさがなくなり、青空のもとで気持ちよく過ごせるようになりました。
 根戸門わきのケヤキをふと見上げると、枝先に小さな芽をぽつりぽつりと見つけられるようになりました。桜の枝先の蕾は、少し大きくなり、丸みを帯びてきました。

 今日もねどっ子たちは元気です。

3/1 6年生を送る会がありました

 3月1日(火)いよいよ3月、令和3年度2021年度最後の月となりました。


 午前中に6年生を送る会を実施しました。感染症対策のため、体育館には6年生と一部発表学年児童だけが集まって発表し、他の児童は各教室でオンラインで、発表や6年生の様子を見ました。各学年が事前に撮影した動画を体育館ステージのスクリーンに映し、動画と学年代表児童がシンクロして発表するなどそれぞれの学年が工夫を凝らし、6年生へ感謝と卒業への祝福の気持ちをこめて発表しました。どの学年の発表も素晴らしく、発達段階に応じてかわいらしかったり、ユーモアがあったりしんみりさせられたり、6年生の思い出の場面が出てきたり、学年集団のまとまりを感じさせたりするものでした。全体の進行役は教師でなく児童会の新旧役員が務め、終了後には新役員の任命式と引き継ぎ式も行いました。


 各学年の発表を見終えた6年生の子どもたちは、小学校を去る日が近づいていることを肌で感じたようで、残された小学校での日々を神妙な面持ちで思っているようでした。

 今日もねどっ子たちは元気です。