過去ブログ(平成27年度)

2015年6月の記事一覧

6月21日(日)その2 カウンセラーの眼

<カウンセラーの眼「ありがとうの反対語って?」> プロパンガスの老舗、サガミ株式会社代表取締役の水沢 洋さんの掲載記事を紹介します。

水沢さんは、日本で一番最初にプロパンガス事業をはじめた老舗の3代目です。人口が減少し、プロパンガスに明るい未来が見えないと察して、プロパンバスを入れている客の家のリフォーム、宅配水、オール電化、太陽光発電システムなどの多角的な販売をしながら売上高を増やしている方です。

この水沢さんの社員教育の中で、新規採用社員に「今の生活が当たり前ではなく、ありがたいと感じる価値観を身につけてほしい」と話しているそうです。

そして、入社前の内定者に、入社前に「海外一人旅」をしてくるようにという課題を課しているそうです。日本に生きていることがいかに恵まれているかを実感してもらうためだそうです。

「一人旅」の資金作りのために内定者には会社で働いてもらい、高めの時給を支払うそうです。入社前、海外に「一人旅」をして、別人のように心身ともにたくましくなって帰ってきた若者を見て、行かせてよかったと思うのです、と。

***「ありがとう」の反対語は?  「ありがたくない」ではなく、水沢社長の答は、「当たり前」なのだそうです。

6月20日(土)その2 カウンセラーの眼

<示範授業を続けている幸手市教育長の記事を読んで> 埼玉県幸手(さって)市教育委員会教育長の山西 実先生(67歳)の記事を読んで驚きを感じました。

山西教育長は、幸手市の教育長になって2年目ですが、教育長になつてからも、市内の小中学校へ出向き、道徳や教科での先生方へ示範授業を続けているそうです。「学校、児童、生徒の様子を把握する上では自ら授業を実践し、公開することが、教師と問題点を共有するこの上ない方法だと思います。」と話しています。

***全国的に見ても、県や市町村の教育長さんが学校に出向いて「示範授業」をするのは聞いたことがありません。山西教育長さんのような考え方や学校現場に目を向けた教育長さんに敬意と尊敬を抱きました。この記事を読み、今年も「校長の道徳授業」を実施しようと教材研究を開始しました。最初に、1年生の全クラスで道徳授業をしたいと考えています。

******参考文献「日本教育新聞」(H27,6、1) 日本教育新聞社

6月19日(金)その5 狂言を楽しむ3つのポイント・・・解答

 

<狂言を楽しむ3つのポイント・・・解答> 昨日の「演劇(狂言)教室」の学校ブログの記事の中で、狂言を楽しむ3つのポイントを出題しましたが、生徒たちは3問とも正解できましたか?

ちなみに、朝の職員打ち合わせで、「3つのポイント分かる人?」と質問したところ、約10名しか手を挙げられませんでした。***ちょっと、残念です・・・。

〇狂言を楽しむ3つのポイントの解答 *( )が正答

1 どこでもいいので、面白かったら(笑う)。

2 室町時代の言葉なので、分からない言葉は(無視する)。

3 (想像)して楽しむ、でした。

6月19日(金)その3 カウンセラーの眼「期待の星!」



<カウンセラーの眼> 前任の小学校(全児童約200名の小学校)での「入学式」前日のことです。

「校長先生、保護者席は35でいいですか?」と、職員の声。「だめだめ、両親と祖父母も来るから、100個用意して。」と私が答えました。ここ10数年前ぐらいから、小学校の「入学式」に両親で参列するのが普通のようになりました。しかも、父方の祖父母や母方の祖父母まで参加する家も出現してきました。

保護者やご家族にとって、お子さん(お孫さん)は、少子化の現在にあってはまさに「期待の星」、「熱い希望の星」のような存在なのだと、改めて感じています。

矢板中に異動し、2回目の「入学式」を見ましたが、保護者の半数近くが「両親」で参加となっているようでした。椅子は生徒数プラス100個並べるよう指示しました。

これほどまでに、親からの熱い視線と大きな期待に応えようと、生徒たちは日々、努力し、登校してきます。将来の日本を支える日本人となるべく、矢中生徒たちを育てていかなければいけないと考えています。

6月18日(木)その3 校長室コラム「花壇にもHAPPINESS」

  
  
  
 

<校長室コラム「花壇にもHAPPINESS」> 今日の演劇教室で、市文化会館へ行く途中で強い雨が降り、制服が濡れた生徒たちがいました。帰りは、雨もなく帰ることができました。

写真1から9枚目・・・マリーゴールドの配置を写真1から見てください。「H」「A」「P」「P」「I」「N」「E」「S」「S」という花文字になっています。これは、先週土曜日のPTA3年親子奉仕作業のときに、花苗の移植の時に、遊び心で定植してくれたものです。

***花壇も「HAPPINESS」な矢板中になっています。14時50分に、職員室に入ってきた2年生女子が、「校長先生、今日が私の誕生日なんです。」と訴えてきました。「お誕生日、おめでとうございます! ごめんね、生徒会の『バースディ名札』が遅れていて、あげられなくて・・・。」とお詫びをしてしました。

6月17日(水)その3 カウンセラーの眼「幸運の確率は?」



<カウンセラーの眼「幸運の確率は?」> 「自分にいいことが起こる確率って、何%だと思いますか?」 答は、サイコロの目で偶数と奇数の出る確率と同じで「50%」だと思うでしょう・・・。

正答は、「いいこと、幸運が訪れる確率は、63%」。逆に「幸運にならない確率は37%」になります。

この「幸運の確率」を実証した人が、スイスの数学者レオンハルト・オイラーです。オイラーの実験(写真)は、男女13枚ずつトランプを持ち、1枚ずつ出していって、同じ数字になる確率を導き出したそうです。男女のトランプの枚数を130枚まで増やしても、同じ確率になったそうです。

トランプの1枚、1枚は、その人の好む相手の性格や顔、体形、収入、知識、家柄などを13あるとして、トランプを出していきます。130枚、130個の好みを提示しても、男女が幸運に巡り会える確率は「63%」あることから、無理、ダメだなどと感じている人も、自信をもって行動していってほしいです。

加えて、「63%の幸運」をよりアップ(引き上げる)する術は、

1 自ら行動を起こすこと。積極的に行動すること。

2 周囲の人に応援してもらえる人間性や性格。好印象を持たれるような言動。

3 常日頃の自分の行動 の3つだそうです。 この術があれば、「幸運の63%」を「70%」「75%」にまでも引き上げることが可能だそうです。

***「幸運」「成功」「出会い」「親友」「結婚」などで、成功する確率は「63%」あること。そして、その確率は自らの言動、行動でアップできること、私も目の前が明るくなってきました・・・。

******参考文献「PRESIDENNT」(2015,6,29号)プレジデント社 P78.P79参照

6月16日(火)その2 カウンセラーの眼「中国の中学生気質?!」

<カウンセラーの眼「中国の中学生気質?!」> 「中国の中学生が、勉強する理由」お分かりでしょうか?

「日本教育新聞」の中に、回答となる面白い記事が掲載されていました。

広島県内の中学校の校長先生が中国へ行き、中学生と話したときのことです。

校長先生「なぜ、君は英語が話せるのか?」と聞くと、

中学生「だって、習っているもの。」

校長先生「日本の中学生も習っているけど、しゃべれないよ。」

中学生「英語の先生が言ってた。日本人は入試のために勉強する。入試が終わると全部忘れ
るって。笑っちゃった。」

校長先生「じゃあ、君らは何のために勉強するの?」

中学生「英語は国際語だろう。僕らの可能性を広げるためさ。」と答えたということです。

この中学生の頭の中では、「実力をつけて、この国を創るんだ」という信念(強い心)があるということが分かったそうです。

***「国を創るために」英語や勉強をしているという中国の生徒たち。現在の矢中の生徒た
ちは「日本を創ろう」とまでの気持ちはないものの、「新たな矢中を創ろう」という気持ちがみな
ぎっているようで嬉しく思います。

*****参考文献「日本教育新聞」第6011号 日本教育新聞社 平成27年5月18日 第4面から

6月15日(月)その4 カウンセラーの眼「いい7つの習慣」



<カウンセラーの眼「いい7つの習慣とは?」> プロテニスプレーヤー 錦織 圭選手が小学校時代師匠であった松岡 修造さんの本を購入して読んでいます。
簡単な文体で分かりやすい内容で、ドリル形式で松岡 修造さんが質問に答える形で書かれています。
内容としては、
1 錦織 圭は、いい習慣を身につけたことで成功している。
2 誰でも、いい習慣を身につけると人は変われる。

大人は、意識して「7つの習慣」を身につけることが大切である。その7つとは、
1.感じること  2・工夫すること   3・準備すること   4・切り替えること   
5・受け入れること   6・反省すること   7・感謝すること
の7つだそうです。

***本を読んでいくと、「松岡修造、ちょっとおかしいぞ。」「変だぞ。」と思えてきましたが、結論は「人生、楽しく」「プラス思考で」「何事も前向きで」ということであり、同感できる部分もありました。1日で読み終わりますので、校長室に1冊置いておきますので、レンタルいたします。
******参考文献「解くだけで人生が変わる!修造ドリル」松岡 修造著 アスコム株式会社 2015年

6月15日(月)その3 校長室コラム「6月も折り返し地点に!」

 
 
 

<校長室コラム「はやいもので、6月も折り返し地点に!」> 6月の春の季語に「麦秋(ばくしゅう)」がありますが、学校のまわりの畑には「麦」(写真6枚目)が黄金色に輝き、刈り取りを待っています。 この写真を見ても「麦の秋」書く「麦秋」は「春」、6月の季語になることが分かりました。

写真1,2,3,5枚目・・・写真のとおり、矢板中は「Happinessな中学校構想2年次」、「進化する矢板中」をMISSIONに4月8日からスタートしました。昇降口や玄関に掲げた掲示物(私の書いた文字)のキーとなる言葉が、十分に生徒や職員に浸透し、日々の生活や学習の中で「進化」が感じられます。

校舎内外は、先週土曜日の「3年親子奉仕作業」のおかげもあり、きれいに感じられます。

***16時過ぎ、「遠雷」が聞こえたり「竜巻注意報」が発令されたり、途中から急に大粒の「雨」が降り始めたいしました。外の部活では、「大雨」で体や体育着がびしょ濡れになった子も多くいました。風邪などひかないように、注意してあげてください。

6月14日(日)その2 校長室コラム「午前中、学校へ行きました」

 
 

 

<校長室コラム「午前中、学校へ行きました」> 今日も暑いくらいの一日でした。逆に雨の予想が出ていますが、雨雲が矢板の空にはかからないようです。昨日の3年PTA親子奉仕作業では、たいへんお世話になりました。

午前中、学校で練習をしていた部は、「男子バレー部」と「ソフトボール部」、「吹奏楽部」などで、あとは練習試合に出ている部もありました。

今週も色々な行事、目白押しです。「スポーツ大会」や「演劇鑑賞会」など、色々な場面で、「Happiness」をかんじられることと期待しています。

<校長室コラム>