過去ブログ(平成25年度~平成26年度)

その3 カウンセラーの眼36「担任に、似てくる子供たち」


<カウンセラーの眼36「担任に、似てくる子供たち」>先週のPTA専門部会の際、一人の母親が片岡小(教員4年目)での教え子であることが分かりました。 「五味渕先生には3,4,5,6年の4年間、担任されましたよ。」と言っていました。 私の教員経験で、最長4年連続して担任したケースは1回のみで、その時、約10名いた子供の一人でした。 先輩教員から、「長く担任をすると、子供が担任に似てくるよ。」と言われていましたが、「そんなことない。嘘だろう。」と思っていましたが、言われていたことが現実になりました。 最初に、私の書く文字と子供たちの書く文字の形が似てきました。 次に、私の空気や雰囲気を読んでくるようになりました。 また、次第に私の言うことややることを先読みしてくるようになりました。 最後(6年後半)には、私の考えていることを言わなくても、できるクラスになったことを憶えています。 担任の4年間でも、子供は性格や行動が似てくるのですから、12歳や15歳までお家の中で育った子供たちは、親のどちらかには似るのは当然だと思います。 両親のいいところ、悪いところ、子供は知らず知らずに似ていきますので、要注意でしょうか?!