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3月23日(水)その3 カウンセラーの眼「学力とスマホの関係」

<カウンセラーの眼「学力とスマホ使用時間との関係」> 「読売新聞」(H28,3,21付け)の31面に興味をひく記事があったので紹介します。
〇宇都宮市教育委員会が市内小中学校を対象に、「学習と生活についてのアンケート調査」を実施しました。その結果、学力の高い集団と低い集団で大きな差がある項目があることが分かったそうです。 一つ目は、「本や新聞を読んでいるか」という項目で、学力の高い集団は「はい75,5%」。低い集団では「はいが57,9%」でした。 二つ目は、「携帯やスマホの所持は」という項目で、学力の高い集団は「持っている38,8%」。低い集団では「持っている47,1%」で約10%の差がでました。 三つ目は、「平日の携帯、スマホの使用時間は?」の項目で、中学3年で学力の高い集団では平均が「1時間」。学力の低い集団では平均が「1時間45分」でした。 結果として、学力の高い集団では、携帯やスマホの所持率が低く、しかも使用時間も少ない。本や新聞も多く読んでいるということが分かりました。 学習習慣や生活習慣の改善につなげないといけない、とコメントしています。
***一日1時間の携帯、スマホの使用時間の多少が、一年では365時間という大きな時間差になり、これが家庭学習時間の差、ひいては学力差になっていくことを親子で考えてほしいです。