活動の様子

H27年度

授業研究

 
 
 
 
 1月27日の3校時に1年生で、4校時に3年生で、伝えあう力の育成」を視点においた算数の研究授業を行いました。指導助言者として、栃木県総合教育センター指導主事の庄司由夏先生をお招きしました。
 1年生の授業は、1~100までの数字が書かれている表を見て、規則性を見つける学習でした。表を縦に見たり横に見たりすることで、一の位が変化したり、十の位が変化することを指摘することができました。一生懸命に見つけた規則性を表現しようとする学習態度が素晴らしかったです。
 3年生の授業は、「一袋に4つのドーナツが入っている。ドーナツを12個買うには、いくらかかるか。」という問題を考えました。12袋ではないところがポイントで、問題の意味を正確にとらえるところに苦労があったようです。途中で間違いに気がつきすぐに訂正できる児童や、どう考えたら正しいのかを確かめようとする児童の姿が素晴らしいと思いました。
 今後の指導の役に立つ研究授業になりました。また、お越しくださった庄司先生は、廊下に掲示してある児童の作品を見て、「みなさんしっかりとした文字が書けるお子さんですね。」とほめてくださいました。お客様から「文字がしっかりとしている」と、ほめていただくのは3回目です。普段の学習指導の積み重ねを感じます。

校内なわとび大会

 
 
 
 1月26日の3校時に、校内なわとび大会を行いました。全部で2つの競技を行っています。
 一つは、各学年に応じた時間(1年生が1分間、2年生が2分間、……、5・6年生が5分間)を連続して跳びきれるかを競技する、「なわとび鉄人」の部。もう一つは、異なる3種類の跳び方で各1分間に跳べるだけ跳んだ回数の合計で競う「学年別総合回数の部」です。
 鉄人の部では、体育の時間などでは全部で45名(全児童の71.4%)が達成していましたが、本日の大会では23名(36.5%)の達成でした。
 学年別総合回数の部では、低学年が前とび・あやとび・交差とびの合計で競いました。1年生は203回、2年生は340回が最多回数でした。1年生と2年生では100回以上の大きな差があるように見えますが、練習を始めてから2ヶ月間で1年生はずいぶん上手にとべるようになり、成長を感じることができました。
 中・高学年は、あやとび・交差とび、二重とびの合計で競いました。3年生は240回、4年生は282回、5年生は303回、6年生は328回が最多回数でした。1分間の間に交差とびや二重とびで100回以上を跳ぶ児童もおり、練習の成果を発揮できた素晴らしい大会でした。
 学校公開を兼ねていたので、保護者やご家族の方はもとより、学校評議員さんや地域の方々もお越しくださりました。ありがとうございました。

学校保健委員会

 
 
 1月26日の午後、学校保健委員会を行いました。今年度は、田中学校歯科医さんのところに勤務なさっている歯科衛生士さんが、ブラッシングについての話をしてくださいました。「むし歯は、口の中にいる菌によって起こるので、菌がなければむし歯にならない」ことや、「永久歯が生えてきた時は、噛み合わせがしにくいためむし歯になりやすい」「固いものをかまない児童は、若年性歯肉炎になりやすい」等の話の後、ブラッシングの実際についても児童をモデルに見せてくださいました。子供が小さいときには、親が歯を磨いた後の様子をチェックするのもよいそうです。保護者からも歯磨き粉や超音波電動歯ブラシの有用性等の質問があり、参考になりました。
 その後、保健給食委員会の児童による「健康バランスチェックアンケート」の結果発表と、養護教諭から「健康診断結果」と「欠席・保健室来室状況」についての話がありました。
 本日の委員会が、児童の健康な生活にご活用いただけることを願ってます。

親子活動(2年・6年)


 1月26日の2校時に2年生親子活動が、4校時から給食の時間にかけて6年生親子活動が行われました。
  
 2年親子活動は、教室でインディアンクロスの制作を親子で行いました。きれいに巻かれた糸の模様が美しい、手作りの味がある良い制作になったと思います。親子で楽しく制作をしている姿がありました。
  
 6年親子活動は、家庭科室でカレーライスを調理しました。野菜を切り、ジャガイモの皮を剥き、豚肉を炒め、……等の作業を、保護者の方から教わりながら児童が楽しく調理していました。いろいろな調理方法があるようで、お母さん同士で「うちではこうやってるんだけど、それでいい?」など、確認をしながらの調理となっていました。

音読集会

 
 1月26日の朝は、5年生による音読集会がありました。枕草子の「春はあけぼの」の春夏秋冬を全員で朗読しました。その次に、「春は春風。温かい風が人々や花をふきつけ、揺れている様子、あはれなり。(以下略)」「春は入学式。大きいランドセルを背負い、ニコニコと登校してくる様子はつきづきし。(以下略)」や、「冬はみかん。こたつに入りながら食べるみかんはつきづきし。またこたつから見たる雪げしきはいとをかし。」など、古語の「をかし」「つきづきし」「わろし」「あはれ」等の言葉を使った「自作 春はあけぼの」を一人一人が発表しました。児童の新鮮な感性を表現した文から、学習の成果を感じることができた音読集会でした。