東日本大震災から11年目
今日3月11日は、東日本大震災発生から11年目を迎えます。報道を見るたびに、改めて震災について考え続け、問い続け、発信し続けていくことの大切さを感じます。本日の全校集会では、「3.11に学ぼう」と題して話をしました。災害は私たちの都合など関係なく発生し、多くの生命や財産を奪っていきます。日ごろから最悪の状況を想定し、災害に備えていく必要があります。特に私たちが住んでいる福島県は、地震・津波・原子力発電所の事故による放射性物質による複合的な災害に見舞われました。最近では、風化が叫ばれ記憶が薄れがちですが、未だ「福島って、大丈夫なの?」という風評は根強く残っています。子どもたちには、そう問われたときに正しい知識を理解していること、科学的な根拠をもとに自分で説明できる力を身に付けようと話しました。最後に、当時0歳だった5年生2名に作文を発表してもらいました。「知る・忘れない・備える」をキーワードとして、自分の言葉で表現できていて大変すばらしかったです。