◆学校林での活動や学校林・学校の自然

2018年4月の記事一覧

樹木医による学校林散策会

第4回学校林公開週間の行事として、学校林活用・再生プロジェクト及び
学校林ボランティアの企画による「樹木医による学校林散策会」を4月28日に実施しました。
講師は、学校運営連絡協議会委員をお願いしている地域在住の樹木医の方です。
学校林が残されたいきさつや昔の里山の活用法、樹木の見方、野鳥の話と
始めての方でも分かりやすいように解説していただきました。
6年生児童を中心にたくさんの児童も参加してくれました。
全体では40名の参加でした。みなさんありがとうございました。
多摩テレビさんの取材も入り、学校林の上をドローンを飛ばして撮影してくれました。
どんな画像が取れたのか、放映が楽しみです。
 

ドローンで上空から撮影しましした

第4回学校林公開週間

4月23日(月)~5月7日(月)までは第4回学校林公開週間です。
今年は公開週間前に次々と春の花が咲き、
前半に咲く花は見頃が過ぎてしまいました。
種類は少なくなりますが、後半に咲く花が見頃となりました。
平日は、休み時間に学校林委員会の児童が
地域や保護者のお客さん、教職員、下学年の児童に学校林の様子を伝えるガイドをしました。
  
    下学年児童を案内     ひばり教室の巡回教員を案内    多摩テレビの取材の方を案内

オカタツナミソウが咲きました

4月27日、オカタツナミソウが咲きました。
予想以上に早く、連休前に咲きました。

絶滅危惧種Ⅱ類(VU)です。
学校林には4種の絶滅危惧種の植物がありますが、これで4種とも咲きました。
多様腫ゾーンのシイタケ小屋と学校林ビオトープの間に大きな群落があります。
花が波しぶきが立っている様子と似ているところが名前の由来です。
濃い青がきれいなシソ科の植物です。(まだ咲きたてのためか色が薄いようです。)

3年 きつつきの商売

3年生の国語の音読教材に「きつつきの商売」というお話があります。
「森のお店やさん」林原玉枝作の一部です。
森のきつつきが「おとや(音屋)」というお店で森の音を売っています。
お客さんが目を閉じて聞くと森のいろいろな音が浮かびます。
そこで、4月27日、学校林の階段教室で音読して、みんなで聞き合いました。
学校林でも目を閉じてみると、鳥の声や葉がこすれる音がよく聞こえます。
物語の世界と同じ雰囲気を味わうことができました。