◆学校林での活動や学校林・学校の自然

2019年3月の記事一覧

カブトムシプロジェクト完成

3月30日、おやじの会の方々が、先週に引き続きカブトムシプロジェクトの作業をしました。
この日は、27日に用務主事がエコプラザ多摩からトラックで運んできたウッドチップ(土壌改良材)を
カブトムシの幼虫を育てる養殖場に入れました。
まず、学校林入口の腐葉土づくりの箱から腐葉土を少し取り出して、ならした土の上に入れます。
ここには昨夏カブトムシが卵を産んでいて、すぐに10匹ほど幼虫が出てきました。
食糧不足のためか、どの幼虫も小さいものばかりです。
 
 
その上からウッドチップを入れました。
板にカブトムシのマークをアクリルスプレーでかきました。
 
 
最後に1枚、板をはめ込みました。
中をならして完成です。
 
さっき獲ったカブトムシの幼虫は食べ物がいっぱいの養殖場へ放流しました。
これから、残すところあと2か月。さなぎになるまでにウッドチップをたくさん食べて
できるだけ大きな幼虫になってほしいと思います。



幼虫たちは、すぐにウッドチップの中にもぐっていきました。
羽化は6月中旬からです。

カブトムシプロジェクトその2

3月24日。おやじの会の方々がカブトムシプロジェクトとして
カブトムシの養育場づくりをしました。
今回の作業では床の土を柔らかく整え、コンクリートパネルで壁を設置し、
中に、通り道の木を入れました。
 
 
いよいよ、次回3月30日にウッドチップを入れます。
当日、参加できる方が少なくて困っています。
お手伝いしていただける方を募集しています。
当日、9時30分に体育倉庫脇へお集まりください。

キブシの花

3月23日。多摩市グリーンライブセンターのグリーンボランティア初級講座で学校林を案内しました。
プールに上がる階段の左側に垂れ下がった花がたくさんついている木を見つけました。

春の変化は激しく昨日気付かなかったことを、今日気付くということが多くあります。
図鑑のキブシの花の写真と違うのですが、変種もたくさんあるということです。
もし、詳しいことが分かりましたらお教えください。
 

コブシが咲きました

3月22日。コブシも咲きました。
学校のコブシは北側にあるためか、周りのコブシが満開になったあと、やっと咲きます。
小さい子どもが手を握ったときの指のような実が付くので拳(こぶし)という名前が付いたそうです。
 

ソメイヨシノが咲きました

3月22日の夕方、ソメイヨシノが開花しました。
一番早く咲いたのは、体育館北側の北門横の木と校庭側学校林入口の左側の木です。
ここ3日間のぽかぽか陽気で一気に開花です。
東京の開花宣言(靖国神社の標本木)は前日の21日。
1日遅れの早い開花です。
昨年は、3月21日に開花。東京の開花から4日遅れでした。


アズマヒキガエルの卵が孵化しました

3月8日から順次、学校ビオトープに産み付けられたアズマヒキガエルの卵が、
3月22日、孵化し始めました。
小さなオタマジャクシになりました。産卵から14日間で孵化しました。
1年生が見つけて観察しました。

昨年は3月18日に、産卵してから13日目に孵化しました。
だいたい2週間で孵化するようです。
【追記】3月24日。ずいぶん大きくなってオタマジャクシらしい形になり、
しっぽを振って泳ぐようになりました。

ぽかぽか陽気で春の花が次々咲いています

3月20日。汗ばむくらいの陽気です。
つぼみだった職員玄関の前のカタクリが咲きました。
カタクリが咲きました
日本タンポポであるカントウタンポポも咲きました。
西洋タンポポは夏を過ぎてもずっと咲いていますが、日本タンポポは春だけに咲きます。

こちらも雑草とし扱われて、あまり見向きもされないカラスノエンドウも咲きました。
さやえんどうのミニュア版のようなマメが付きます。
熟すとさやが真っ黒になるのでカラスという名が付いたのでしょう。

田んぼ周辺のヘビイチゴも咲き始めました。
真っ赤になる実はモミジイチゴと違って食べても甘くなくておいしくありません。

モミジイチゴが咲きました

3月19日。4年生と春を探しに学校林に入りました。
雑木林ゾーンでモミジイチゴが咲いているのを子どもが見付けました。
すでに開花から数日たっているようです。

サクラと同じバラ科です。まだ、学校林の花が少ない3月に咲きます。
サクラの花にそっくりですが、下向きに咲きます。
無理やり上に向けて写真を撮ってみました。

モミジの名前通り、葉は切れ込みが深くモミジの葉に似ています。
低い木でとげがあるので、下草刈りの時に嫌がられて刈られてしまいます。
木いちごの仲間で5月から6月に黄色からオレンジ色の実を付けます。
甘くておいしい木いちごです。

4年 季節と生き物 春再び

4年生は1年に渡って生き物を観察し、その変化が季節・温度と関係していることを学習します。
3月19日、再び戻った春を探しに学校林に入りました。

すでに学校林ではウグイスカグラやシュンランが咲いています。
芽吹いている木もあります。
気温が高くなり、暖かくなって来て、冬の様子から変化しています。
小さな虫も飛び始めています。
子どもがモミジイチゴが咲いているのを見つけました。

レンギョウ・ユキヤナギが咲きました

3月12日、学校北側入口の道路沿いにレンギョウとユキヤナギが咲きました。
 
     レンギョウ             ユキヤナギ
学校のユキヤナギはじゃまにならないように剪定(せんてい)しているので
柳の枝のように長い穂になって咲く枝が少なくなっています。

アズマヒキガエル再登場

3月11日。雨が上がり日が差して気温がぐっと上がりました。
午後になるとアズマヒキガエルが集結しだしました。
数十匹集まって交尾しています。

3月8日に数匹出て来て産卵したのですが、その後途絶えていたので心配していたのですが出て来てくれました。
敵はハシボソガラスです。数匹食べられています。

もうすぐシュンランが咲きます

3月10日、学校林にシュンランの花芽の様子を見に行きました。
昨年は3月9日に咲いています。
 
この株には5つの花芽が付いていて数日中に咲きそうです。
ぜひ、学校林へ見学に来てください。
職員室へお声かけいただければ開放します。

コウヤボウキが芽吹きました

3月10日、コウヤボウキが芽吹いていました。
キクの仲間の低木で、高さは50cmくらい、幹は細くしなるので高野山で小さな箒(ほうき)として使ったのだそうです。
秋に花が咲きます。
10月27日 コウヤボウキの花
12月27日 コウヤボウキの綿毛
  
花の跡が残っているものもありました。

アズマヒキガエルと啓蟄・春一番

3月6日は啓蟄でした。毎年この前後にヒキガエルがビオトープに現れます。
去年は3月5日、啓蟄の前日。おととしは啓蟄の3日後の3月8日。
平成28年(2016年)は啓蟄の2日後の3月7日。平成27年(2015年)は啓蟄の前日3月5日でした。
今年は啓蟄の2日後3月8日に現れて卵を産んだのですが、たった4、5匹しか来ません。
毎年、数十匹は集まるのですが…。
ずっと待っているのですが、全然増えません。どうしてしまったのでしょうか。
産卵を終えたアズマヒキガエルは、また、どこかに戻って行きました。
春までもう一寝入りします。
3月9日、関東地方に春一番が吹いたと発表がありました。
昨年は3月1日、平成29年は2月17日、平成28年は2月14日でした。
平成27年は発生しませんでした。