豊っこ日記

3年 農家のお仕事

6月4日、3年生が、多摩市で無農薬の農業を営み、学校給食に食材を提供している農家の方をゲストティーチャーにお迎えしました。
この方は以前にゴーヤカーテンや堆肥作りをご指導いただき、
多摩市の農業委員もされている方で、本校の栄養教諭が招待しました。

3年生の授業では、畑の映像を比較する中で、農家の工夫について考えました。
収穫時期をずらす、マルチングや寒冷紗の利用、空間の利用、灌漑、堆肥づくりなど、
様々な工夫を見出しました。
続いて、多摩市で作った野菜を多摩市で食べるよさについて考えました。
子どもからは「収穫してから早く食べられて新鮮でおいしい、旬のものが食べられておいしいし栄養がある。」
「無農薬だし、作っている人を知っているので安全で安心できる」
「形や見た目は良くないかもしれないが安い」
「遠くへ運ばなくてすむからガソリンをたくさん使わないですむ。エコだ。」
と、地産地消の考えが出てきました。
フードマイレージの考え方も出てきて、3年生の発想の豊かさにびっくりしました。
 
農業の苦労は働く時間が長いこと、夏の暑さがこたえることとお話しされていました。
左の写真は夏を涼しく過ごす帽子です。
道具は大切に使えば100年もつ、とお父さんの代から使っている道具を見せてくださいました。(写真右)