◆学校林での活動や学校林・学校の自然

カテゴリ:授業での活用

学校林読み聞かせ

5月8日、9日、図書ボランティアによる「学校林読み聞かせ」が行われました。
気持ちの良い風を感じながら、お話の世界を楽しみました。
ご協力くださった保護者の皆様、ありがとうございました。
 

読んでいただいた本を紹介します。
1年『あのくもなあに?』『へんしんオバケ』『ほしじいたけほしばあたけ』
2-1『へんしんオバケ』『オリバーくん』『ふしぎなキャンディやさん』
2-2『ともだちや』『へんしんオバケ』『へんしんトンネル』
3年『ふかいあな』『鳥の巣ものがたり』
4年『さるのオズワルド』『カングル・ワングルのぼうし』
5-1『なぞかけどうじょう』『でんせつのきょだいあんまんをはこべ』『やきざかなののろい』
5-2『わくせいキャベジ動物図鑑』『よしおくんがぎゅうにゅうをこぼしてしまったおはなし』
6年『おおかみだってきをつけて』『ほしじいたけほしばあたけ』

学校林特別授業(5・6年生)

4月19日。パルテノン多摩学芸員の仙仁径氏をお迎えして、
「学校林を未来に伝えよう」というテーマで特別授業が行われました。
昔の豊ヶ丘の様子や学校林のことについてお話を伺いました。
5,6年生は総合的な学習の時間に学校林について学習します。
 

4年 季節と生き物 春再び

4年生は1年に渡って生き物を観察し、その変化が季節・温度と関係していることを学習します。
3月19日、再び戻った春を探しに学校林に入りました。

すでに学校林ではウグイスカグラやシュンランが咲いています。
芽吹いている木もあります。
気温が高くなり、暖かくなって来て、冬の様子から変化しています。
小さな虫も飛び始めています。
子どもがモミジイチゴが咲いているのを見つけました。

フォトコンテスト

2月は豊小ふれあい月間です。
学校林委員会では学校林とふれあうために、学校林の木の気持ちを考える
フォトコンテストを実施しています。

写真を見ながら木の気持ちを想像して吹き出しの言葉を考えます。

6年 体験交流型学習発表会「とよぱあく」

2月9日、体験交流型学習発表会「とよぱあく」を行いました。
6年生が総合的な学習の時間で学習してきた学校林のことを
お客さんが体験できる活動を取り入れて発表しました。

学校林の枝を使って小物のかざりを作るコーナーです。

伐採した学校林のコナラの幹を使ったいすで休憩する場所を作りました。

学校林の素敵な風景を撮った写真の美術館。

学校林の篠竹を乾燥させ、茎を切って空洞に糸を通し立体を作ります。
1年生でも上手に正八面体を作ることができていました。

多摩エコフェスタ2019

1月19日、20日にパルテノン多摩で多摩エコフェスタ2019を開催しています。
豊ヶ丘小学校も6年生が総合的な学習の時間で学校林を調査したことを発信しています。
ぜひ、お越しください。


樹名札付け

12月8日、学校林整備作業と並行して樹木医の方に教えてもらいながら樹名札を付けて回りました。
遊歩道に沿って子どもが目にしそうな木に名札を付けました。
学校林整備作業に参加していた児童と教員が一緒に作業しました。
あまりにもたくさんの種類の木があるので覚えられません。
学校林の多様性に感服しました。
  

6年 エコプロダクツ2018での発表

12月6日、5・6年生が東京ビックサイトで行っているエコプロダクツ2018に参加しました。
PTAのご支援でブースを出してもらいました。そこを拠点に6年生が発表します。
子どもも見学に来ていますが、基本的に大人が集まる環境展示会です。
そのため、6年生は学校林のことを大人に説明することが多くなります。
7時28分 学校を出発しました。
 
10時10分 会場に到着しました。あいにくの雨です。
さっそく準備に取りかかります。
 
10時30分 最初のグループの準備が終わりました。
プレゼンテーションを始めました。
本校のブースに興味や関心をもって来てくれる方が多くいます。ありがたいことです。
 
10時50分 6年生の前半の時間帯に、たくさんの方が本校のブースに来られています。
引率教員は子供のプレゼンテーションをアピールして手伝います。
 
12時30分 発表の後半が始まっています。
後半にも多くの方が本校のブースに来られています。
初代校長の小林校長も来られていて、励ましの声をかけてくださいました。

発表をしていない時間は、他のブースを興味をもって見学していました。

13時30分 発表を終えて、これから帰ります。
ブースには、5・6年生の展示を残してきました。
土曜日まで行われるエコプロダクツの間に多くの来場者の方に興味をもってもらえれば幸いです。
土曜日に、行かれる方がありましたら本校のブースで発表してください。

6年 ガーナの方との交流授業

12月3日、ガーナ共和国特別授業を行いました。
6年生はガーナの方に、自分たちの学校林のことを伝え、
ガーナの森林との違いや自分たちの学習の仕方についてコメントをもらいます。
グループごとに、これまで調べてきたことを発表しました。
学校林の中を案内しながら、グループごとに実物を見せたり、タブレットPCの画像を見せたりしてプレゼンテーションします。
  
  
  
 
最後に階段教室に戻って、お話をお聞きしました。
日本は四季がありますが、ガーナは乾季と雨季の2シーズンだそうです。
気候が違うので自然も違ってきます。5つの気候があり、暑く雨が多い林や湿潤な林、
乾燥しているため木の数が少ない林などいろいろな林があるそうです。
グループごとに学習を進めていて楽しそうですねとコメントをいただきました。
 

松林の穴はタヌキの巣?

6年生は総合的な学習の時間で学校林について調べています。
土を調べているグループが松林の土を調べようと
学校林の西端に行って調べていると、松の切株の下に穴を見つけました。
学校林に夜な夜なタヌキが来ているのを知っていたので
「もしかしたらタヌキの巣ではないのか。」
と、タヌキを調べているグループに伝えました。
そこで、土グループとタヌキグループが合同で
穴の前にセンサーカメラを設置して、穴にタヌキが来るのかを調べることにしました。
 
矢印のところに直径30cm位の穴があります。
穴はそれ程長くさなさそうですが、よく分かりません。
11月1日夜から4日夜まで撮影しました。
600を超える動画を分析していると、何と、11月2日の23時35分に

穴をのぞく2頭のタヌキが映りました。(円の中、矢印は穴)
学校林ビオトープには1頭しか映っていないことが多いのですが、
2頭映っています。それも、いつも映るタヌキより小さいような気もします。
タヌキが穴に入るところは映っていません。
四夜のうち、現れたのは一夜だけ。
果たして、ここは、タヌキの巣なのでしょうか。
6年生の、この先の研究に期待します。

学校林委員会

11月はふれあい月間です。
各委員会でふれあい月間の趣旨に合う活動を計画しています。
学校林委員会では水曜日の中休みと昼休みに
学校林で拾った枝を切る「のこぎり体験」と
学校林で拾ったドングリを使った「ドングリこまづくり」をしています。
 
看板の横で、学校林委員会の児童が押さえた枝を低学年児童がのこぎりを使って切っています。
  
学校林委員会の児童が作り方を教えてくれます。回す場所も用意してありました。

6年 学校林についての発表会

10月25日、6年1組のグループが学年全体に対して学校林について調べたことを発表しました。
これまで、学校林のことを知るために、生態系、動物、樹木、花や実など自分たちが調べたいことを調べてきました。
他のグループやとなりの学級の人から意見や感想をもらって、
これからの追究や学習発表会の発表に向けて生かしていきます。
それぞれが、ポスターや実物、モニターを使って堂々と説明していました。
さすが、6年生です。
 
 

6年 ギンナン拾い

10月11日、6年生の有志グループがギンナン拾いをしました。

拾ったギンナンを洗って干しました。
 
まだまだ、たくさん残っています。
10月18日木曜日13時00分からは、学校林ボランティア主催でギンナン拾いを行います。

ヘクソカズラの実

これもすぐに分かりました。
【ヘクソカズラ】
ヘ(おなら)クソ(うんこ)と品の良くない名前が付けられてかわいそうな植物ですが、花も実もきれいです。
名前の由来は葉や茎(つる)がくさいこと。
 
強烈な印象を与える名前なので、一度で覚えられます。
まだまだ、実が付いている植物があるので花グループは調べるのが大変です。

チゴユリの実

【チゴユリ】
これはすぐに分かりました。
春に可憐な花を咲かせていたチゴユリです。
植物に比べると大きな青い実が1つ光っています。
 
実が付いていない草が多く、実が付くのは難しいことなのかもしれません。
(花は本項目 2018年4月07日参照)

トキリマメの実

子どもがマメがあったといって知らせに来た植物を調べました。
【トキリマメ】
子どもは直立した茎にマメが付いていたととらえていましたが、
よく見ると直立した茎に巻き付いて伸びているつる性の植物でした。
確かに赤いマメが付いています。葉はマメの仲間のように3つの小葉に分かれています。
  
マメ科、つる性で検索するとトキリマメでした。
多摩丘陵ではあまり多く見られないとの情報もありました。
いい発見です。

サルトリイバラの実

緑色の実の植物を調べました。葉が特徴的なので葉の形で検索しました。
【サルトリイバラ】
丸からハート型の葉で、3本の主脈が特徴的。茎にとげがあります。巻ひげで他の植物に絡まって伸びます。
 
実はこれから赤く熟します。
サルトリイバラの葉は瑠璃色の線がきれいな林のチョウ「ルリタテハ」の食草です。
以前、学校林でもルリタテハを見ました。今日は青陵中で落ちたカキの実の汁を吸いに来ていたルリタテハを見ました。
この辺りにも生息しています。

追記 本項目10月31日ルリタテハの項参照。

ガマズミとコバノガマズミの実

10月11日、6年生の花グループが秋の学校林の実を調べました。
植物は花の後にめしべの元の子房が膨らんで実を付け、実の中に種子ができて次の世代へ命をつなぎます。
子どもはたくさんの種類の実を見付けたのですが、何の実なのか分からないので調べました。
まずは、ガマズミだろうと目星をつけて赤い実の植物を調べました。
【ガマズミ】
真っ赤なきれいな実を付けます。食用にできます。
初冬のよく熟す頃が一番おいしいそうです。食べるところはとても少ないのですが酸っぱくておいしい実でした。
生食の他に果実酒や赤い着色料にも利用します。
 
赤い実の中に緑色の実があったので調べてみると、
緑の実は虫こぶでガマズミミケフシというそうです。
中にガマズミミケフシタマバエの幼虫が寄生していることが分かりました。
学校林の生態系は多様です。


【コバノガマズミ】
ガマズミと同じように赤い実を付けます。こちらも酸っぱくておいしい実でした。
葉がガマズミより小さいので見分けられます。

(花は本項目 2018年4月7日参照)

コナラ材の活用

今回のコナラの伐採は6年生が材を使う予定があったため、まだ、葉があるうちに伐採してもらいました。
材にするためには生木ではなく乾燥させることが必要です。
11月下旬から使いたいと要望があったため、できるだけ乾燥できるように急遽伐採をお願いしました。
普段なら、落葉樹は葉が落ちた後に伐採します。
  
幹を1mに切った丸太を3本、30cmに切った丸太を12本確保しました。
これから体育館の軒下で雨にぬれないように乾燥させます。
1mの丸太はとてつもなく重いものでした。
4人の屈強な大人で持ち上げて、少しずつ動かして運び込みました。

コナラの枝も確保しました。
どのように活用するのか期待したいと思います。