PTCAからのお知らせ

【防犯防災委員会より】子ども110番連絡協議会主催の講演会に出席しました

6/18(火)ベルブ永山で開催された子ども110番連絡協議会主催の講演会
「ネットを歩く子どもたち~SNSで出会うモノ」に出席させて頂きました。

講師は多摩市立教育センターにてネット・携帯安全安心窓口を担当されている岸本恵子氏でした。予定の90分を超えての講演に、子ども達を見守り続けてきたこれまでの経験と、トラブルにあって欲しくないとい強い思いを感じました。

今回聴講し特に怖いと感じたのは、本人の気軽な動画の投稿、趣味のつながりなどSNSへの何の問題もないかに思える投稿をたどり犯罪に巻き込む大人の存在と、その方法でした。未成長の子ども達を完全に守るのはとても難しいと思う一方で、困ったときに(例え怒られてもいいから)親に一言相談して、SNSトラブルに大人と一緒に対処しようという判断力を日頃から育ててあげるのが大事だと思いました。

岸本講師が最後に「あなたを信じてる」と親がいうことは、「常にあなた自身が相手を見抜き、危険を察して、何かあったらすぐそこを離れ、自分の身を守れ」と言ってるのと同じだということ、そしてまだ発達段階にある未成長の子どもにそこまで求めますか?と会場に問いかけていらっしゃったのが印象的でした。

具体的なお話としてはSNSトラブルに巻き込まれた事例のうち、フィルタリングなどの適切な対処をしていなかった事例がかなりの割合をしめることと、実際のペアレンタルコントロールの方法(Tiktok、YouTube)、ゲーム選びにおけるCERO(対象年齢)の確認について解説されていました。

保護者の皆様の見守りのもと、発達の段階にあわせたオンラインコミュニケーションの利用で、子ども達が安全にSNSを利用できる環境を整えていきましょう。

(家庭で見守る子どものネットスマホ利用 東京都 p4-5)