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泣く 大根のひとりごと・・・

 『私は大根です。2年生が種だった私を畑に植えてくれました。毎日水をまいてくれるので、ようやく芽を出すことができました。2年生のみんな、ありがとね。
 でも最近、悲しいことがあるんです。畑の中に入り、私たちが育つための畝(うね)を踏む人たちがいるんです。踏まれてしまった仲間もいます。悲しくて、残念で、これからも不安です・・・。私たちも悲しいのですが、きっと一生懸命に世話をしてくれている2年生たちも、悲しくて悔しいに違いありません。』

 大根がしゃべる訳ではありませんよね。でも、「言う訳ないじゃん」で済ませられる話ですか。私も畑を見てきましたが、ひどいです。深く足跡が付いているところもありました。何か理由があるのですか。踏まなければならないことがあるのですか。どうしても困ったときは、畝を踏まずに解決する方法だってあるはずです。
 「自分はやっていないから・・・」と他人事にするのではなく、自分自身のこととして考えてほしいと思っています。