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にっこり オリ・パラに学ぶ!やさしさと挑戦!2

 中田さんは、中休み時間の「ながやまマラソン」にも参加してくださいました。子供たちと一緒に、校庭を何週も走ってくれました。私たちが考えるマラソンの早さとは比べようもないほどの速さで、子供たちをびゅんびゅん抜きながら走っていました。本物はちがうなぁ、とびっくりしました。走り終わった後も、子供たちが中田さんを囲みながら、うれしそうに言葉を交わしあっていました。とても素敵な時間でした。

 中田さんからはとても素敵で、大切なお話をお伺いすることができました。視覚障害のある方でも、「走りたい」「挑戦したい」という強い願いがある。「伴走者」という理解者であり、同じ競技者でもある仲間を得ることで、それは実現する。互いに、自ら高めあおうと挑戦し続ければ、夢に近づく。そしてそれぞれの「自己ベスト」に出会える。その言葉が、とても印象的でした。周りの人たちへの理解とやさしさ。それぞれの挑戦を見守り、支えあい、認め合うかかわり。競技だけのことではありませんね。日々の生活の中で、誰かを支える「伴走者」にもなれる。そんな素敵な生き方をしていきたい。