ブログ

ハート 5年生 車いす体験

 金曜日の5時間目と6時間目。体育館で5年生が「車いす体験」の学習に取り組みました。前半は、多摩市で、車いすを使って生活をされている方のお話を伺いました。車いすの移動の際に困ることや、使えるトイレがまだまだ少なく、使いたいときに使えない状況があることなど、日々お感じになっていることやご自分のことについて、お話をしてくださいました。話が終わった後、お使いになっている電動車いすに各クラスの代表の人が乗せていただきました。バックをするときに、自然と「オーライ、オーライ」と声をかけている人がいました。「どうして声をかけてあげたの?」と聞かれると、「後ろに進むのはきっと不安だと思うので、後ろから声をかけてあげると安心できるかなと思って。」と答えていました。すてきですね。なんだかうれしくなりました。「ヘルプカード」も紹介してくださり、「自分で何としようとするのではなく、ヘルプカードを見かけたら、そばにいる大人に声をかけてくれればいいのだと思います。」そう伝えてくださいました。
 後半は、車いすの乗って、いろいろな状況の箇所を通過する体験をしました。乗る側の操作、介助する側の動き、しっかりと体験しました。
 今、お話を聞いて、そして実際に体験してみて感じた今の自分の気持ちや思い。どうだったでしょう。それが今の自分です。今日の体験を大切にしながら、実生活の中で、思いや行動につなげられるようになるといいなーと願います。