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! 避難訓練

 今日は、避難訓練を実施しました。今日は、校舎内から火事が発生したという想定で、命を守るための避難をするという訓練です。残念ながら、雨のため各学級廊下に並び、人員確認をし、避難の経路を確認するところまで行いました。火事の発生地点により、使えない階段や通路があります。また、「お・か・し・も」をしっかりと意識すること、実際の行動に反映させることが大切です。
 人員の確認ができた後、放送で話をしました。
 火災の怖さは、火の怖さもありますが、煙の怖さがあり、この煙のために命を失うことが多いのです。大人が走るくらいの速さで煙は迫ってくるといいます。火災で発生する煙は温度がとても高く、有害な物質も入っています。素早く逃げること、そしてハンカチ等で口や鼻をふさぎ、煙を防ぐことが大切です。
 先日、静岡県で工場の火災があり、火事を消す消防士さんたちが、命を失ってしまうということがありました。火災では予測のつかない状況になることもあるのです。  
 火災に限らず、災害や事故から、自分の命を守り、安全に避難するためには、まず「指示や話をしっかり聞く」「指示の内容を理解する」ということが大切です。この力は、日頃の授業、学習の場面で磨かれていく力です。また、「自分の命は、自分で守る!」という心構えをしっかりと持つことが、何よりも大切です。