最近の学校の様子から

10月7日 全校朝会

今朝の全校朝会は体育館に集合して行いました。

恒例の体ジャンケンは、週番担当の先生と2回勝負です。

 

校長からは読書旬間に関連し、「想像力」について話がありました。

冒頭で、マーク・トウェイン作「トム・ソーヤの冒険」の一説を読み、頭に思い浮かべた登場人物の人物像を子どもたちに質問しました。

スマホで動画を見たり、マンガを読んだりすることは好き。けれど読書は苦手、という人も多いかもしれません。もちろん、動画やマンガを通して学べることもあります。

その上で「読書は、テレビやマンガと、どこが違うんでしょうか」という質問がありました。

分かりやすく言うと、動画やマンガだけでは「想像力」が十分に発揮できないことがあります。

英語でいうと「イマジネーション」。「目に見えないものを思い浮かべる力」のことです。

動画やマンガは、はじめから映像や絵がある。だから、みんなが自分で努力しなくても、そのままイメージができます。だけど、本は活字だけ。もう見てるだけで眠くなったり、息苦しくなったりという人もいるかもしれません。

でも、少し慣れてくれば、活字の一つ一つが、生きもののように、姿を変える。

黒いだけの文字が、その場面と同じ色を発したり、音が聞こえてきたり。

それが読書で培われる「想像力」の力です。「活字を読む」ことによって、「想像力」が、どんどん鍛えられていくのです。

想像力の豊かな人は、図工の学習で絵を鑑賞したり、音楽の学習で曲を聞いたりしても感動の大きさが違ってきます。

マンガや動画、コンピューターだって、最初は人間の豊かさのために何もないところからクリエーターたちが想像力を発揮したからこそ発達してきました。

 

週番担当からは、今月の目標である言葉遣いについての話がありました。

はげましタッチで、たくさんの人を幸せにしてほしいです。