最近の学校の様子から

ケヤキ

ビオトープ前のケヤキがきれいに紅葉しています。
このケヤキは樹形がよく、姿が美しい。快晴の空に映えます。
 
よく見ると、枝の先の部分が茶色くなっているところがあります。(白丸の部分)
普通の葉は1枚ずつ落ちますが、この茶色い部分の葉は、
葉が数枚付いた枝の先ごと落ちてきます。
 
この枝は葉の付根に丸いものがあります。拡大してみると・・・

丸いものはケヤキの種なのです。
では、普通の葉が1枚1枚落ちるのに、
どうして種の付いた枝は葉を残して枝ごと落ちてくるのでしょう。
木枯らしが吹く風の強い日にケヤキを見てみると、
葉を付けた枝が風に舞ってくるくると回りながら
遠くに飛ばされているのを見かけることがあります。
そうなのです。葉をプロペラとして使って、高く遠くに種を運んでいるのです。
これがケヤキの生存戦略なのです。
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令和元年(2019年)11月21日 ケヤキの紅葉
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